長い映画を10分程度に編集し、違法に公開する「ファスト映画」が問題となり、一部は著作権法違反罪で事件化されている。こうした最近の映像文化と若者はどう接しているのか。6日に公開された映画「サマーフィルムにのって」(松本壮史監督)のトークイベントが7月26日、東京都千代田区のアキバシアターで開かれ、学生たちが身近な動画視聴の実態や映画に対する思いを語った。
カンボジア政府が、国内のインターネットでのやりとりを統制できるシステムの来年2月までの導入を決め、波紋が広がっている。中国のネット検閲に近い仕組み。フン・セン首相の強権支配の下、表現の自由が脅かされかねないとして人権団体が批判している。
防衛省が、マッハ5以上で飛ぶ極超音速ミサイルの早期探知を可能にするため、無人航空機の活用を検討していることが7日、分かった。すでに検証を終えている弾道ミサイル用の探知システムを応用する考えだ。極超音速兵器をめぐっては、中国、ロシアが開発でリードしており、日本政府は対処力の構築を急いでいる。
新型コロナウイルス患者向けの都道府県別の病床使用率が、12都府県で政府の対策分科会が示すステージ4(爆発的感染拡大)の目安となる「50%以上」となり、前週の4都県から3倍になったことが、厚生労働省が6日発表したデータで分かった。
57年ぶりの開催となった東京五輪は、新型コロナウイルスの影響で無観客での実施となった。200年以上前、江戸の庶民がこぞって観戦に訪れたのが相撲。江戸東京博物館(東京都墨田区)で開かれている「相撲の錦絵と江戸文化」展では、相撲を一大娯楽に昇華させる役割を担った絵師にスポットライトを当てている。
組織的なドーピング問題の処分で主要国際大会への国としての参加が禁じられ、潔白を証明したうえで「ロシア・オリンピック委員会(ROC)」所属として東京五輪に個人資格で参加しているロシアの選手団が次々とメダルを獲得している。国旗と国歌の使用が禁止される中、ユニホームなどのデザインが国旗と同じ白青赤の色使いであることから、反ドーピング機関や海外メディアからは「中立的な色を求めていた」「処分の意味がない」と批判の声もあがっている。
東京都や沖縄県に加え、大阪府など4府県にも発令した緊急事態宣言は、夏休みシーズンを直撃する。8月2~31日の期間中は不要不急の都道府県間の移動を控えるよう呼びかけられており、帰省や旅行を計画していた家族連れは揺れている。観光地の客足に響くことも予想され、関係者からは悲痛な声がもれた。
日本のメダルラッシュに沸く東京五輪。連日の熱戦とともに注目したいのが、アスリートたちのファッションだ。競技やメダルへの思いを、ヘアスタイルやネイルで表現。中には奇抜なものもあり、SNS(会員制交流サイト)で脚光を浴びるケースも。大舞台に臨むための「おしゃれ」は、アスリートにどんな力を与えるのか。
AI(人工知能)で自分の声を合成し、文字の「フォント」のように自由に使うことのできるサービスが注目を集めている。サービス名は「声」と「フォント」を組み合わせた「CoeFont CLOUD」。15分程度の音読で収録した音声をもとに、AIが一音ずつ音声合成用のフォント(CoeFont)に変換し、使用時にはそれを文字を打ち込むように組み合わせて言語化する。作成した「CoeFont」はクラウド上で公開し、利用されるたびに作成者に収益として還元される。
東京五輪は後半戦に入っても日本勢のメダルラッシュが続き、関連グッズの人気が高まっている。今大会は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い多くの会場で無観客開催となったが、代表選手との一体感を求めたり開催の記念にしたりしようと、関連グッズを手に入れようとする人々が増えているようだ。