【北京=三塚聖平】中国政府は26日、インターネット業界の集中的な取り締まりに着手したと発表した。「安全で秩序ある市場環境を整備する」のが目的だと説明しており、半年間かけて問題行為を調べる。中国当局は、ネット通販最大手のアリババ集団など国内IT大手への統制を強めており、業界への逆風がさらに増すとみられる。
東京五輪の開幕後、最初の取引日となった26日の東京株式市場で、五輪関連株が軒並み上昇した。新競技スケートボードで日本勢が男女で金メダルを獲得し、スケートボードの輸入・販売を手掛ける会社が買われたほか、日本選手の活躍を受けてテニスやバドミントンのラケットを手掛けるヨネックスも値を上げた。
新型コロナウイルスワクチンの接種歴を公的に証明する「ワクチンパスポート」をめぐっては、国内での利用を求める声も多い。ワクチン接種が確認できれば、イベントなどの入場規制や出社抑制を緩和させるなど、経済活動の再開につなげられるためで、民間ではすでに独自の割引サービスを行うといった取り組みも始まっている。
「オリンピック・ランゲージ:デザインでみるオリンピック」展が、ギンザ・グラフィック・ギャラリー(東京・銀座)で開かれている。スイス・ローザンヌのオリンピック博物館で開催された企画の巡回展。1964年東京、68年メキシコシティ、72年ミュンヘン、94年リレハンメル、2004年アテネの5大会に焦点を当て、エンブレムやポスター、ピクトグラム、聖火トーチなどを通して、世界最大のスポーツイベントを彩ってきたデザイン表現を探る。8月28日まで。日曜・祝日休み。入場無料。