5歳年上の姉の影響だろう。幼少期、私はピアノを習っていた。自分から習いたいと言った覚えはない。ろくに練習もせず、レッスン開始30分前に母親に諭され慌てて練習するのが常だった。
米インターネット通販大手アマゾン・コムの南部アラバマ州の物流倉庫で、労働組合結成の賛否を問う従業員による投票は9日、反対が多数となり、否決される見通しとなった。米メディアが伝えた。結成されれば米拠点で初となり、こうした動きが波及する可能性もあるとして注目されていた。
政府が東京電力福島第1原子力発電所で増え続ける放射性物質トリチウムを含んだ処理水を海洋放出する方針を固めた。国内では福島第1原発の事故後、すべての原発が一旦稼働を停止し、現在までに再稼働したのは5原発9基にとどまる。政権が掲げる2050年の脱炭素化には運転時に二酸化炭素(CO2)を出さない原発の稼働率を高めることが不可欠。処理水問題で福島第1の廃炉工程が前進することで、エネルギー政策でこれまでタブー視されてきた原発をめぐる議論が積極的になされることが期待される。
一般社団法人「食の学問体系化研究所」(東京・古市尚代表理事)は4月から「食の検定」の運営を始めた。農作物の生産から消費までを通じて食のあり方を学び、食文化の継承や健康づくりを進めようという試み。農家や食品、流通など食にかかわるさまざまな事業者の受検を想定している。
新型コロナウイルスの流行「第4波」が本格化する様相が強まる中、12日には東京、京都、沖縄の3都府県に重点措置が適用される。ただ、人の流れを抑制することの限界も見え隠れしている。
放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は9日、日本テレビの情報番組「スッキリ」でアイヌ民族に不適切な表現を使った放送について、放送倫理違反の疑いがあるとして審議入りを決めた。
65歳以上の高齢者を対象に、12日から新型コロナウイルスのワクチン接種が始まる。すでに先行して医療従事者への接種も行われているが、ワクチンにはどのような予防効果があるのか。
会計検査院は9日、独立行政法人「日本高速道路保有・債務返済機構」(横浜市)が高速道路建設費などの債務の返済計画を見直すことで、支払い利息約9900億円の削減になるとの試算を示し、国土交通省や機構に検討を求めた。
菅義偉政権が近く示す予定の2030年度温室効果ガス排出量の国別削減目標(NDC)をめぐり、実現性を重視する梶山弘志経済産業相と、先進7カ国(G7)並みの削減幅を目指す小泉進次郎環境相のせめぎ合いが続いている。脱炭素化実現の主力である産業界の協力を得ながら気候変動問題で国際社会に貢献できる新たな目標を策定できるか。梶山、小泉両氏の手腕が問われている。
前橋市の豚熱(CSF)発生で、群馬県市長会(会長=清水聖義・太田市長)と県町村会(会長=茂原荘一・甘楽町長)は9日、再発防止に向けて防疫対策の徹底などを求める緊急要望を県に提出した。
前橋市の養豚場での豚熱(CSF)発生で、農林水産省は9日、疫学調査チームによる現地調査の概要を発表し、飼養衛生管理面で消毒の不徹底などを指摘した。ただ、因果関係の指摘には踏み込まなかった。詳細の調査結果はまとまり次第、公表される見込み。
アサヒビールは9日、主力ビール「スーパードライ」の「千葉県サーフィンデザイン缶」を13日に千葉県限定で発売すると発表した。一宮町の釣ケ崎海岸が東京五輪の競技会場になるなど、千葉県でサーフィンが盛んなことにちなんだもので、同社は「千葉県のサーフィン文化をPRする」としている。
政府が9日、緊急事態宣言に準じた「蔓延(まんえん)防止等重点措置」の適用対象として東京、京都、沖縄の3都府県追加を決めたことを受け、外食業界からは「また客足が遠のく」などと戸惑いの声が聞かれた。一足早く措置が適用された大阪府では来店客数の減少傾向がみられるが、感染者数が落ち着けば、再び外出自粛は緩むとの指摘もある。
ANAホールディングスと双日は9日、両社の合弁によるビジネスジェット事業の説明会を開いた。昨年、新型コロナウイルス禍で国際線の定期便の運休が相次いだことなどから、国内から海外へのチャーター利用が全体の利用目的の約半分を占めたという。
米上院銀行住宅都市委員会のブラウン委員長(民主党)は8日、米投資会社との取引に関し、巨額の損失を見込む野村ホールディングス(HD)の米国子会社など4社に質問状を送ったと発表した。取引の詳細や内部管理体制の説明を求めた。
新型コロナウイルスの感染拡大で医療体制が逼迫(ひっぱく)する大阪府が7日、「医療非常事態宣言」を発令した。重症者を受け入れる府内の医療機関では、感染の急激な再拡大で満床状態が続いており、逼迫の度合いは「『(昨秋~今年2月末の)第3波』の倍のペース」(関係者)。厳しい退院基準が設けられた変異株患者の増加が、医療現場に及ぼす影響も軽視できないという。