ミャンマー最大の都市ヤンゴンで14日、国軍への抗議デモに参加した市民らが治安部隊の銃撃を受けるなどし、少なくとも20人が死亡した。複数の地元メディアが伝えた。このほか中部バゴー地域と北部カチン州で計2人が犠牲になった。各地で複数の負傷者も出ている。
15日午前0時26分ごろ、和歌山県北部で震度5弱の地震があった。気象庁によると、震源地は和歌山県北部で、震源の深さは約10キロ。地震の規模はマグニチュード(M)4・6と推定される。この地震による津波の心配はない。
ジャズ・ピアニストの小曽根真と小説家の真山仁という意外な二人の対談が実現した。二人はともに神戸に縁があり、しかも、同世代。音楽、小説、そして人生を忌憚なく語り合った。
夏の東京五輪・パラリンピックで課す観客数の上限について、各会場の収容定員の50%を原則とし、大きな施設では最大2万人の上限を設ける案が浮上していることがわかった。新型コロナウイルスの感染状況が改善すれば、2万人を超えても50%まで入場者を容認する。大会組織委員会は4月中に基準を示す方針で、このときの国内の入場制限に準拠する方向だ。複数の政府・組織委関係者が明らかにした。
政府は新型コロナウイルス特別措置法に基づき首都圏1都3県に発令中の緊急事態宣言について、延長後の期限通り、21日までで解除する方向だ。再延長した理由だった病床の指標が改善傾向にあるため。週明け以降の感染状況を見極めたうえで、18日にもコロナ対策本部を開いて決定する。
次世代移動通信システム「5G」装備のワゴン車が地域に出かけ、行政や医療のオンライン相談や各種申請などを受け付ける出張型サービスの実証実験を、新年度から鳥取県が行う。国が提唱する未来社会のコンセプト「Society(ソサエティー)5・0」の具現化。高齢化や過疎化の進展で年齢や地域によって格差が生じている生活の質の改善につなげられるか注目される。
新型コロナウイルス感染拡大でオンラインでのやりとりが日常化する中、米シリコンバレー発のウェブ会議サービス「Remotehour(リモートアワー)」に注目が集まる。事前に予定を決める必要がある会議アプリなどとは異なり、話し相手の部屋をノックするだけで会話が成り立つ仕組み。サービスを手がけるのは、音声の会員制交流サイト(SNS)「Clubhouse(クラブハウス)」を日本に広めたとされる日本人起業家の山田俊輔さん。リモートワークが広まる世界で、「つながりたい人とつながりやすくする」チャンスを広げるサービスを目指している。
産経新聞社は、エネルギー問題に関する意識調査を実施した。この中で、今冬の厳しい寒さによる電力需要の増大に伴い、電力各社が1月に利用者に対して、節電への協力を呼びかけたことに関連し、原子力発電所の稼働について聞いたところ、一定程度の稼働を容認する人が56.5%と約6割を占めた。国内の電力供給は、原子力発電所の再稼働が進まず、燃料を輸入に依存し、地球温暖化の原因である二酸化炭素(CO2)を排出する火力発電が約8割を占める状態が続いている。調査では、電力の安定供給や地球温暖化防止の観点から原子力発電の必要性を認識している人が多数を占める実態が浮き彫りになった。
【一聞百見】小さなブロックを組み合わせて遊ぶ、デンマーク生まれのプラスチック製玩具「レゴ」。子供のおもちゃと侮るなかれ。世界にはこの遊びを極めた「プロ」とレゴ社が認めた大人が21人いる。日本で唯一の「レゴ認定プロビルダー」、三井淳平さん。複雑に繊細にブロックを組み合わせていく指先は魔法のよう。大阪・梅田の阪急三番街で、彼の作品に目を奪われた。
中東ヨルダンの首都アンマン近郊サルトの病院で13日、入院患者らに用いられていた酸素が不足し、新型コロナウイルスに感染し治療を受けていた患者少なくとも7人が死亡した。政府は責任を問い、オベイダート保健相を更迭した。酸素不足の原因は不明。国営ペトラ通信などが伝えた。
都市部からの会社組織の移転や余暇を楽しみながら働く「ワーケーション」を行う人々の受け入れ態勢が、地方都市で加速している。新型コロナウイルス禍で密集を避ける「新常態(ニューノーマル)」が求められ、暮らしや働き方などで新たな価値観が生まれていることに呼応した動きだ。隣県同士でタッグを組んでワーケーション人口の取り込みを図る自治体があれば、本社移転を検討してもらう「お試し移転」制度を設けるところも。地方都市では「コロナ後」も見据えたパイの奪い合いが活発化している。
JR四国の多度津駅(香川県多度津町)にある構内食堂が3月末で営業を終えることになった。社員食堂として乗務員や駅員らに手頃な値段で食事を提供してきたが建物の老朽化が進行。安全面を重視し同社が閉店を決めた。社員だけでなく一般の客も利用でき、近くで働く人や鉄道ファンたちの空腹を満たしてきた食堂。閉店を惜しみ、食べ納めに訪れる人たちでにぎわっている。