敷島製パン(名古屋市)は30日、原材料表示に記載されていない日持ち向上剤の酢酸ナトリウムが配合されていたとして「低糖質ブラン食パン 3枚入」1万1922個を自主回収すると発表した。同社によると、食べても健康に問題はない。
新型コロナウイルスの拡大で11都府県に2度目の緊急事態宣言が出される中、政府による経済支援策の延長判断にちぐはぐさが目立っている。企業に対する資金面での支援策では期限ぎりぎりでの延長が相次ぐなど後手に回るケースがある一方、早々に延期を決めた観光支援事業「Go To トラベル」は一時停止に追い込まれた。政府による経済支援は企業倒産抑制などに効果をみせているだけに、適時適切な意思決定の重要性が増している。
26日に答申された中央教育審議会の提言では、ICT(情報通信技術)を駆使した「少人数のきめ細かな指導」の必要性が示され、その担い手となる教員像が描き出された。新型コロナウイルス禍の一斉休校の教訓から、学校現場のICT化の動きは加速。オンライン授業やデジタル教科書の活用が求められるが、多忙な教員のさらなる労働強化に拍車をかける可能性もあり、実現には高いハードルが待ち受けている。
新型コロナウイルスの感染拡大でテレワークなど多様な働き方が求められる中、自宅近くで仕事ができる「サテライトオフィス」市場が急成長している。新たな商機と捉える事業者が拠点を拡大し、緊急事態宣言の再発令に伴い、東京都の後押しも活発になった。子育てや介護などの事情を抱えた人でも働きやすい「コロナ後」の社会を見据え、今後もこうした動きは加速しそうだ。
BMW「M5」が性能をさらに研ぎ澄まして誕生した。日本市場に送り込まれたのは昨年の暮れのことだから、正式には2020年モデルということになるのだろうが、ユーザーの手元に本格的にデリバリーされるのは今年である。そんな最新のモデルを富士スピードウェイでテストする機会を得た。しかも、M5の中でもさらに性能を際立たせた「M5コンペティション」である。おそらく日本初であり、あるいは唯一かも知れない。これを報告しないわけにもいくまい。