NTTドコモがまとめた3日午後3時時点の人出は、全国の主要駅や繁華街計95地点のうち約半数の51地点で、前日に比べ増えた。仕事始めを控え、年末年始の帰省や旅行からのUターンが影響したとみられる。
間もなく東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から10年になるが、事故の後遺症はいまだ癒えず、日本の原子力は逆境で難渋している。おまけに10月末の菅義偉首相の「温室効果ガス2050年実質ゼロ」宣言を受け、再生可能エネルギー・ブームが一段と加速し、今や原子力は瀕死(ひんし)の状態に追い込まれている。
関西で今年開催予定だった生涯スポーツの世界大会「ワールドマスターズゲームズ(WMG)2021関西」の計画に不透明感が強まっている。新型コロナウイルスの影響で約1年の延期が決まったが、新たな日程はいまだに定まらないまま。大会組織委員会の会長として開催準備を牽引(けんいん)してきた井戸敏三・兵庫県知事は、先月3日に関西広域連合長を退任し、組織委会長も退くことが濃厚とみられる。関西財界が全面支援して準備が進められてきたWMGだが、開催実現に向け正念場を迎えている。
最も親しみと長い歴史があるプロ野球。今期も頂点を決める日本シリーズが新型コロナウイルス禍の中で開催された。結果は福岡ソフトバンクホークスが4連勝で読売ジャイアンツを下して4年連続11度目(前身の南海、ダイエーを含む)のシリーズ制覇を果たした。金満球団と揶揄(やゆ)されるがその強さには2つのパワーが原動力となる。
新型コロナウイルスの感染拡大で経済的影響を受ける人々をどう救済するのか。この課題に直面した政府の対応は揺れた。
商品をうまく売るにはコツがある。マーケティング戦略のコンサルタントである楠本和矢氏は「これからのマーケティングには行動経済学の知見が欠かせない。行動経済学を使えば、より高い商品を買ってもらうことも簡単にできる」という――。