カリブ海の社会主義国キューバは1日、二重通貨制を廃止した。1994年から公務員給与の支払いなどに使われるペソと、外国人向けの観光業などで使われる兌換ペソが併存していたが、ペソに統合された。統合に伴い賃金や年金も上がったが、物価の急上昇も懸念されている。
日本生命保険はテレワークに関する全国の取引先企業など約5600社へのアンケート結果を発表した。テレワークを「実施している」と答えた企業は25・3%にとどまり、「実施しておらず、予定もない」とした企業の64・7%を下回った。企業規模が小さいほど実施率は低く、担当者は「通信機器の導入など、初期投資が障壁となっている」と分析した。
新型コロナウイルス感染者が急増する中、大手百貨店で2日、令和3年の初売りが始まった。風物詩となっている開店前の買い物客の行列は一部で昨年の3割程度にとどまり、来店客は少なめだ。店側は感染対策に気を配り、売り場の混雑を防ぐため福袋の販売場所を工夫したり、オンライン販売の取り扱いを増やしたりしている。
2020年は誰に聞いても厳しい年だった。しかし、暗号資産(仮想通貨)ビットコインにとっては素晴らしい1年となった。
新型コロナウイルスの封じ込めへ緊急事態宣言が東京、大阪など7都府県で発令されたが、感染拡大は勢いを増していた。2日後の2020年4月9日に東京は感染者が新たに181人確認され、そのうち122人は感染経路が不明。大阪も92人と最多の感染者数を記録した。
株式投資にギャンブルのようなイメージを持つ人もいます。たしかに日々動く株価を短期で追いかける場合には、そうした側面があるかもしれません。しかし、株式投資は本来“企業に投資”することです。成長が見込める企業に出資して、その見返りに配当(インカムゲイン)を受け取ったり、株価が値上がりしたときに売却益(キャピタルゲイン)を獲得したりします。企業選びを間違えなければ、中長期で安定した利益を確保することが可能です。
技能実習生として来日したベトナム人が、劣悪な労働環境に耐えかねて実習先から失踪するケースが急増している。正規の仕事に就けず行き場をなくして犯罪に手を染めたり、新型コロナウイルスの影響で実習先が破産したり経営難で解雇される事例も起きている。国は実習生の転職を認める特例措置を設けるなど対応に乗り出しているが、安価な労働力として実習生を利用し続けてきた日本の「ゆがみ」も透ける。