新型コロナウイルスの収束の気配が見えない中、今年も運輸・観光業界は極めて厳しい経営を余儀なくされそうだ。緊急事態宣言の再発令で移動が制限されたことで、すでに大幅な赤字見通しを発表している令和3年3月期決算の赤字幅が拡大する可能性もある。各業界のトップは大幅なコスト削減と、従来とは異なるビジネスモデルへの転換により、新型コロナ禍を乗り切ろうと模索している。
緊急事態宣言の再発令後初の週末となった9日昼の東京・銀座の人出が前回の宣言(昨年4月7日)後初の週末の人出の3倍超に上ったことが10日、スマートフォンの位置情報を基にした人出データの分析で分かった。前回の宣言解除後初の週末の人出をも3割弱上回っており、夜の人出と比べて抑制が難しい現状が浮かび上がった。
「感情がない」「冷たい」。機械にそんなイメージを持つ人は多い。だが、柔らかくて温かく、時に涙を流す機械があれば、どんな印象を抱くだろうか。新型コロナウイルスの感染拡大で人と人との接触が敬遠される中、ロボットに期待される役割が変わるかもしれない。
平成7年1月17日に起きた阪神大震災では、ラジオから間断なく流れる声が、リスナーの貴重な情報源となった。被害が大きかった神戸に拠点を置く放送局、ラジオ関西は当時、須磨区にあった社屋が全壊判定される被害を受けながらも、地震発生直後から69時間連続で被災地の情報を流し続けた。当時の状況を振り返ると、災害時のラジオの真価が見えてくる。
トランプからバイデンに政権交代しても、米中対立の打開は難しそうだ。「新冷戦」は避けられないのか。東洋学園大学の櫻田淳教授は「こうした国際政治情勢を前にして、振り返られるに値するのは、ジョージ・F・ケナン(歴史学者)の思考である」と指摘する--。
新型コロナウイルスのワクチン実用化や中央銀行の金融緩和策を追い風に、2020年の新興国市場には楽観ムードが広がった。投資家やストラテジストの間には21年も上昇局面が続くとの見方が支配的だ。
新型コロナウイルス感染の再拡大を恐れつつ経済再開も急ぎたいジレンマの中で東京都が揺れていた。第2波への警戒を呼び掛ける「東京アラート」をひとまず2020年6月11日に解除。翌日から休業要請解除・緩和のロードマップを「ステップ3」に移行し、飲食店の営業時間は午前0時に繰り下げた。
三菱「エクリプスクロス」にPHEV(プラグインハイブリッド)モデルが加わった。いま日本で最も活況を呈しているコンパクトSUVであるエクリプスクロスは、2年前にデビュー。1.5リッターターボの内燃機関を搭載したモデルで攻勢をかけていたのだが、今回新たにPHEVをラインナップに投入。力強い商品力を得ることになった。