日本人とはどんな人々でしょうか。常識的には「日本国民」と言えますが、国家の成立は7世紀頃より後のことになります。人類学的には、時にはユーラシア大陸とくっついたり離れたりすることはあるものの、数十万年前から存在する「日本列島人」と考えるのが妥当のようです。では、この日本列島にはじめてやってきた人=最初の日本列島人は、どのような経路で、いつ頃やってきたのでしょうか? 日本列島の地理的構造から渡来ルートを考察し、それがいつ頃のことだったのかを検証してみたいと思います。
突然ですが「犇めく」という漢字、読めますか?
新宿騒乱、70年安保闘争、沖縄復帰運動――かつて世論から一定程度の共感を得ていた新左翼運動は、内ゲバの過激化を経て、無謀なテロに踏み切る。新左翼はどのようにして命脈を絶たれていったのか。池上彰、佐藤優両氏が、過激化した左翼の失敗の歴史から「思想の力」の恐ろしさを解き明かす最新刊『激動 日本左翼史 学生運動と過激派 1960-1972』から、徐々に先鋭化する新左翼について語った箇所を抜粋して公開します!
11月の中国共産党6中全会において、「歴史決議」を行って毛沢東・鄧小平と肩を並ぼうとする習近平主席の目論見が党内勢力の抵抗に遭って失敗に終わった直後から、中国共産党指導部内で「勉強会」がいくつも開かれるようになり、その内容が人民日報等に大々的に掲載された。その中身は、習近平と反習近平派の路線問題、党史での激しい衝突。習近平の3期目を目の前に、本格的な政治闘争が始まっている。
前回のコラムでは、このところ食品など商品の値上げが相次いでおり、その傾向が長期にわたって続く可能性が高いという話をしました。物価上昇傾向が続いた場合、給料が上がらないと生活は苦しくなるばかりですが、今回は私たちの給料はなぜ上がらないのかについて解説します。
研究者と棋士。分野は違っていても、過酷な競争の世界で最前線で前人未到の挑戦を続ける藤井聡太棋士と山中伸弥教授。彼らの日常の準備、学び方、メンタルの持ち方、AIとの向き合い方…。日々努力を続けるすべての人へ贈るメッセージを『挑戦 常識のブレーキを外せ』からピックアップしてお届けします
回は、先日改修が終わったばかりの埼玉県所沢市にあるメットライフドームを取材した。スタジアムを支える「匠の技術」を紹介していこう。
気鋭の批評家・伏見瞬がスピッツの魅力を「分裂」というキーワードから解き明かす話題書『スピッツ論 「分裂」するポップ・ミュージック』(イースト・プレス)。ファンの多くが語る、スピッツの「エロス」。それはいったいどこから来るのか? 同書第7章から一部抜粋・再構成してお届けする。
気鋭の批評家・伏見瞬がスピッツの魅力を「分裂」というキーワードから解き明かす話題書『スピッツ論 「分裂」するポップ・ミュージック』(イースト・プレス)。ファンの多くが語る、スピッツの「エロス」。それはいったいどこから来るのか? 同書第7章から一部抜粋・再構成してお届けする。
コロナ禍で生活意識や行動の変化があったとはいえ、人々の甘い物への欲求は変わらず。2021年もスイーツの世界はアツかった! 次から次へと、見て楽しい、食べておいしい多種多様なスイーツが登場しました。そこで筆者の視点で特に流行った5つを振り返りたいと思います。まだ食べていない人は速攻チェックを!
2021年10月からのドラマでは、ピュアな恋愛展開が多かった。『最愛』という「愛」の物語での恋愛はピュアであった。TBSの金曜ドラマである。この物語は大輝(松下洸平)のモノローグから始まった。
がんの匂いを嗅ぎ分ける線虫の能力を利用する画期的ながん検査「N‐NOSE(エヌノーズ)」について、週刊文春がつきつけた「問題だらけ」とする中身は、そんな不可能を可能と決めつける実に不思議なものだった。
神戸市立王子動物園のメスのジャイアントパンダ「タンタン(旦旦)」。そのかわいい姿と優雅な所作から、親しみを込めて、“神戸のお嬢様”とも呼ばれています。愛くるしいタンタンですが、中国への返還が決まっています。神戸で最後の時間を過ごすお嬢様の様子を、毎週水曜日にお届け!
「10代の若者が数百万円の借金をする」ーー。今多くの若者が大学に進学するために「奨学金」を借りるが、…
茨城県古河市の高齢者施設で入所者の男性の血管に空気を注入して殺害したとして逮捕された元職員が、去年急死した別の入所者の死亡にも関与した疑いがあることが捜査関係者への取材でわかりました。警察は29日にも殺人の疑いで再逮捕する方針です。
「子会社の管理不行き届きというところは申し訳ない。ガバナンスについては甘かったと思っている。もう一…
原子力発電所の使用済み核燃料から取り出したプルトニウムを、再び利用する「プルサーマル発電」の推進に向けて、経済産業省は、原発が立地する自治体のうち、新たに受け入れたところに交付金を出す制度を来年度設ける方針を決めました。
世界中で猛威をふるい、ことし1月に制圧されたコンピューターウイルス、「エモテット」の活動が再開しているとして、メールのやり取りが増える年末年始を迎え、情報セキュリティーの専門機関が注意を呼びかけています。
年末年始をふるさとや行楽地で過ごす人たちの帰省ラッシュは29日、ピークを迎えるとみられます。新型コロナウイルスの影響で例年と比べると混雑は少ないものの、過去最低となった去年よりは新幹線、空の便ともに予約が増えていて、時間帯によっては混雑も予想されます。
2021年9月、アメリカの決済大手ペイパルホールディングスが、「BNPL」ともいわれる後払い決済サービスを…
2021年は、政治が目まぐるしく動いた年だった。コロナ禍での菅首相の辞任から、4人の候補者が争った自民党総裁選を経て、総選挙へとなだれ込み、岸田文雄首相が政権を担っている。しかし安倍氏や麻生氏など、党内勢力はまだ根強い。来年の永田町はどうなるのだろうか…?
2021年で、現代ビジネスで反響の大きかった経済・ビジネス部門のベスト記事をご紹介していきます。9月18日掲載〈韓国人の私が、東京五輪で「“韓国人であること”は恥ずかしい」と強烈に感じたワケ〉の記事をご覧ください。
夫以外の子を妊娠するケースは、それほど珍しい話ではないと産婦人科医に聞いたことがある。そして意図的に他の男性の子を妊娠しようとする女性もいる。ある種の仕返しなのだろうが、「心から好きな人の子を手元に置きたい」という“せつない”思いがこめられているケースもある。「彼女」の場合はどうだったのだろうかーー
奈緒子さん(仮名=以下同)は夫と3人の子をもうけるも、男児には恵まれなかった。そんな彼女に冷たくあたる義母と、守ってくれない夫に苦しめられてきた過去は前編〈「娘の顔を見て、義母はため息をついた」39歳主婦が孤独を感じた「夫の家族との関係」〉で詳しく見てきた。だが、やがて待望の長男が誕生することになる。しかし、その父親はじつは、夫とは別の男性だった……。奈緒子さんはなぜ、夫以外の子を産むことを決意したのか。
モデルでフルート奏者のCocomiさんが、10月27日に自身のインスタグラムを更新。妹のkoki,さんが“乱入”するまさかの写真を公開し、反響を集めている。