高齢者介護に10年以上携わる和歌山市在住の介護ヘルパー、西原隼登(はやと)さん(34)が、動画投稿サイト「ユーチューブ」で適切な介護方法などのテクニックを分かりやすく発信している。高校時代のバイク事故を機に介護職に就き、「介護ユーチューバー」を名乗る西原さん。段差での車いすの動かし方や、横漏れしないオムツの着け方などを、実演をまじえて詳しく解説。「若い人たちに、介護職に関心をもってもらえれば」と話す。
そばどころとして知られる山形県尾花沢市で、地元のそば店などの団体が、特産品の品質向上に向けた新たな取り組みを始めました。
二酸化炭素の20倍以上の温室効果があるとされる「メタン」について、アメリカとEU=ヨーロッパ連合が、2030年までに世界全体の排出量を2020年と比べて30%削減することを目標とする、国際的な枠組みを設ける方向で調整し、日本にも参加を求めていることが分かりました。
「Founders Night Marunouchi」は、スタートアップの第一線で活躍する経営者から学びを得ることを目的に、三菱地所が運営する起業家支援コミュニティ「東京21cクラブ」と、イベント・コミュニティ管理サービス「Peatix」との共同開催のイベントシリーズです。
来年夏、広島に新たな音楽とメディアのフェスティバルが誕生する。8月の1カ月間にわたり行われる「ひろしま国際平和文化祭」。実行委員会は、世界へ羽ばたく人材を育成し、世界最高水準の音楽コンクールや国際映画祭などへの登竜門となるフェスティバルを作り上げたいという。目指すは世界と肩を並べる音楽とメディアのフェスティバル。このほど、実行委員会では1年前のPRイベントを実施し、その概要を明らかにした。
例年にも増して猛烈な暑さと感じた今年の夏も、列島を縦断した大雨の後には一気に残暑モードに移行したようで、季節の移ろいと言えば素敵なものの、ともなう気候の苛酷さはやはり深刻、切実という他ないものでもありました。そんな四季折々と付き合ってきた日本人ですが、季節の厳しさを嘆いてばかりでも始まらず、そこは先人の知恵で、それぞれの季節をささやかながらも快適に過ごすための工夫が繊細に積み上げられてきたわけです。
週明け23日のニューヨーク株式市場は、製薬大手ファイザーの新型コロナウイルスワクチンがFDA=食品医薬品局から正式に承認されたことを受けて、感染対策が進むことへの期待から買い注文が広がり、ダウ平均株価は200ドルを超える値上がりとなりました。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府は20日、緊急事態宣言を、すでに発令中の東京、大阪など6都府県に加え、茨城、栃木、京都など7府県にも発令した。多くの企業が宴会や会食の禁止を続ける見通しで、宴会場やレストランを多く抱えるホテルは法人需要の落ち込みが続く。苦境を打開しようと、宴会場を葬祭や採用試験の会場として使うことを提案するなど、知恵を絞るホテルも出てきた。
※本コンテンツは、2021年6月30日に開催されたJBpress主催「第2回 Marketing & Sales Innovation Forum」の特別講演Ⅱ「こうやって失敗する営業とマーケティング」の内容を採録したものです。
1970年代末以降の中国経済の高成長は、国家統制と市場経済の微妙なバランスの上に成り立っていた。しかし、ここにきて、中国政府は、市場経済を牽引してきた民間企業に対する規制を強めている。極論すれば、今、中国で大きな地殻変動がおきているのである。そして、その震源地は習近平党中央委員会総書記だ。
ある病気が、真に恐れられるのは、どのようなときでしょう? 筆者が10代であった1980年代初頭、世界を震撼とさせた新しい病気がありました。AIDSです。なぜAIDSは恐ろしい病気とされたのか。それは「不治の病」であったから。新型コロナウイルス感染症はこれと似た現象になりつつあります。
来月に予定されているロシア議会選挙の目的は、自由かつ公正な競争によって国民に選ばれた政権を作ることではない。この点については、ロシアの有権者なら誰もが承知している。何しろ、ウラジーミル・プーチン大統領と政権与党・統一ロシアの勝利があらかじめ決まっているのだから。
駐大阪中国総領事館に、6月末に着任したばかりの新任総領事が注目を集めている。自身のツイッターで、アフガニスタンの首都カブールの空港から脱出する米軍機から人が転落する様子を揶揄するような内容のツイートを発信していたのだ。台湾でもその異様さが注目され、「外交官としてあり得ない姿勢」「人命に対する感覚が麻痺しているとしか思えない」などと波紋が広がっている。
韓国において、一般家庭に対する家宅捜索や検閲の承認手続きは複雑で難しい。個人のプライバシーや権利の保護は、民主主義社会の基本だからだ。反面、北朝鮮住民は歴史的に受け継がれてきた「5大家庭検閲制度」によって不自由な暮らしを強いられている。北朝鮮特有の5大家庭検閲制度とはどのようなものなのか。
2021年8月26日、韓国銀行(中央銀行)は金融通貨委員会を開く。金融市場関係者や産業界だけでなく、一般国民の間でも15カ月ぶりの利上げがあるのかどうか、に強い関心が集まっている。「市場関係者に聞いても、五分五分に分かれる。一般国民の関心も高いし、難しい判断になる」――韓国紙デスクはこう話す。
懸念していたことが、どうやら現実になったようだ。コロナウイルスの感染抑止に失敗しているインドネシアで、政府・保健省が毎日公表している感染者数と感染死者数のうち、「感染死者数」が実態を正確に反映していない不透明なデータである、との指摘が独立データ機関からなされている。
横浜市長選は、立憲民主党推薦の元横浜市大医学部教授の山中竹春氏が圧勝した。なぜここまでの差がついたのか。
横浜市長選の結果が出た8月22日、日本政府は自衛隊機のアフガン派遣の意思を固めたことをリークした。複数の日本駐在大使館は菅政権がいよいよ崖っぷちに立たされ、安倍首相の岩盤支持層である保守層や右派に秋波を送るためだと分析したようだ。海外の日本大使館がそれを意識した背景には、親中派および親韓派で知られる二階幹事長の存在がある。
26歳の川上隆さん(仮名)は小学5年生の時、鎖の先に分厚い手裏剣がついた武器を振り回して近づいてきた同級生に、左手薬指の骨を粉砕された。指の機能は回復しなかった。熱心に習っていたヴァイオリンの道も断念した。両親は、同級生の親に少額の慰謝料を求めたが、相手は応じようとはしなかった。それから14年が過ぎた。川上さんは今も後遺症と向き合いながら生きている。精神的に不安定な時期も長く続いた。ふとSNSで、川上さんの指の骨を砕いた同級生がすでに結婚し子どもを授かっていることを知った。自分は今も後遺症に悩まされているのに、自分をこんな目に遭わせた相手は幸せな人生を歩んでいる。このやりきれない気持ちをどうしたいいのか。
中学校や高校の授業で勉強したと思いますが、古代ギリシアでは自然科学が発展しました。ただ、そこには大きな限界がありました。というのも、その「科学」は思弁的、つまり経験によることなく純粋な論理的思考だけで物事の心理に到達しようとするものであって、こんにちの「科学」にとって必要不可欠な「観察」と「実験」という手法を欠いたものだったからです。科学的成果とは、観察ないし実験をし、それにもとづいて理論を修正していくことにより獲得されます。人間がそうした科学的な真理を追究する態度を身に着けて最初に獲得した成果は「コペルニクスの地動説」でしょうか。
テント用品大手のスノーピークが快走している。8月12日に発表した2021年12月期の中間決算は売上高が前年…
【サイエンス365days】は、「あの科学者が生まれた」、「あの現象が発見された」、「あの技術が発明された」など科学に関する歴史的な出来事を紹介する「この日なんの日」のコーナー