事実上の決勝戦と言われてはいたものの、下馬評では圧倒的にイラン優位だった。アジアカップ、準決勝である。それは、ワールドカップ出場時のメンバーが多く残るイランのチーム成熟度の差ももちろんだが、森保ジャパンが今大会で歩んできた道への評価であったともいえた。蓋を開けてみれば、3-0と日本代表の完勝。選手の言葉からひも解く、指揮官のマネジメント。スポーツジャーナリストの飯尾篤史氏が迫る。
かねてから伝えられていた米アップルの映像サブスクリプション(定額制)サービスが、数カ月中にも発表される兆しが出てきた。
米中西部など北米の一部が大寒波に襲われている。南極より厳しい寒さの地域もあり、当局は屋外での深呼吸や会話を控えるよう呼びかけている。
中国経済に依存していた典型的な親中国家のドイツを含めEU各国も、ファーウェイ排除に足並みを揃え始めた。こうしたEUの動きは、やはり、今の中国との対立が、西側の普遍的価値観、それに基づく良心の選択の結果という面が大きいと思う。
韓国銀行(中央銀行)は、2018年の韓国の1人当たり国民所得が、3万1000ドルに達したことを明らかにした。念願達成ではあるが、体感景気はさらに悪化しており、喜びに沸く雰囲気はない。景気の先行きに警戒感を強める政府は、大型公共事業計画を打ち出し下支えに必死だ。
メキシコ国境の壁は本当に必要なのか――。米国では何十年も前から議論されているテーマである。今回はこのテーマに真正面から取り組んでみたい。
先般の日露首脳会談ののち、日本では日露両国間の交流進展に悲観的な見方が広がっているように見える。平和条約交渉の先行きが見えにくいからだ。ただ、平和条約の話が進まないからといって日露間の交流は停滞してしまうのだろうか。そんなことはない。
世界的な公害事件として知られる水俣病の集団発生、その裏にはどんな原因があったのか。國學院大學法学部の廣瀬美佳(ひろせ・みか)氏の解説とともに、改めて振り返る。
「キャズム(Chasm)」という言葉を聞いたことはあるだろうか。直訳すると「溝」となるが、マーケティングにおいては新製品やサービスを普及させる際の鍵となる考え方の一つだ。キャズム理論は、主にスマートフォンやIoT製品といったハイテク製品を中心に、人々のライフスタイルを一変させるような製品やサービスに適用できる。新機軸の製品を世に送り出す際、キャズム理論を踏まえてマーケティング戦略を立てることで、「滑り出しは好調だったのに、尻すぼみに終わってしまった・・・」という事態を防ぐことができるかもしれない。今回は同理論の提唱者、ジェフリー・ムーア(Geoffrey A. Moore)の著書『キャズム Ver.2 増補改訂版 新商品をブレイクさせる「超」マーケティング理論』を基に、マーケティングにおける「キャズム」の意味や、キャズムの越え方を押さえていこう。
トランプ政権の主要閣僚の中でトランプ大統領の信頼が最も厚いとみられているマイク・ポンペオ国務長官が、辞任して2020年に行われるカンザス州選出上院議員選挙への出馬を真剣に検討していることが明らかになった。
「不動産テック」はいずれも既存のイメージを大きく変えることで、我々に新たなサービスを提供し、一方でビジネスチャンスを提供しているといえる。前編ではその代表的なサービス領域について解説した。ただし、その浸透具合をみれば、まだまだ課題が多いのが現実だ。その課題とはどんなところにあるのか。解決策はあるのか.
横浜ゴムは、労働生産性の向上を目的にした働き方改革の推進に、パソコンの操作ログデータを活用している。操作ログを分析し、従業員が手作業で行っている業務をRPAとOCRソフトを組み合わせて自動化を図っている。
日米同盟にすがりついている日本は、いつまでも第7艦隊の「世界最強神話」に頼っていると、気が付いたときには取り返しがつかない状況に陥っているであろう。
コンゴ民主共和国の憲法裁判所が、次期大統領はフェリックス・チセケディ氏だと宣言した時、当人はシャンパンで自らの勝利を祝った。楽観論者は、コンゴで権力の移譲が平和的に行われるのは1960年の独立以降初めてだと楽しそうに論じている。とんだ茶番だ。