イギリスでは、女性が凍結した自分の卵子を妊娠に使えるのは最長で10年だ(医療上の例外はある)。使わないまま期限が迫ると、女性は出産を諦めるか、急いで精子提供者を探すか、辛い決断を迫られることになる。
スリランカの最大都市コロンボなどで21日に起きた同時爆発で、200人以上が死亡し、数百人が負傷した。爆発は複数の教会やホテルで起きた。
本企業が長期的で米国企業が短期的という話は今や完全に逆転している。日本企業の視点は極めて短期的になっており、こうした経営が長続きするはずがないのは明白である。
「世界で最も影響力のある人物」(米タイム誌、4月18日発表)にアジアから、マレーシアのマハティール首相とパキスタンのカーン首相が選ばれた。東南アジアで今、域内に改革を呼ぶ新しいタイプのASEAN(東南アジア諸国連合)のリーダーといえる。受賞理由に共通する点は、世界の地政学的地図を一党独裁の赤色に塗り替えようとする強硬な中国を揺さぶる巧みな「中国操縦力」にある。
中国の今年1~3月期の映画興行収入が、前年同期比8%減の186億1400万元となり、ここ数年で初のマイナス成長に転じた。このニュースを目にしたとき、「やっぱり」というのが筆者の率直な感想だった。
「37歳 同性愛市長が出馬表明、支持率急上昇で注目」。こんなニュースが全米を駆け巡っている。ピート・ブティジェッジ氏、37歳。ドナルド・トランプ大統領の長女、イバンカ・クシュナー大統領補佐官と同い年。娘婿のジャレッド・クシュナー大統領上級顧問より1歳若い。トランプ大統領の「懐刀」、マイケル・ミラー大統領上級顧問兼首席スピーチライター(33)より4歳年上だ。
一昔前までは、どのくらいの規模の企業に勤めていて、どのポストにいるかどうかで、その人物の軽重を計るのは、当然のことだった。しかし、いまは社会的地位を鼻にかけるのは、嫌われるというよりも不思議がられる。これは、管理職を希望する人が減っていることと、おそらく関係がある現象だ。いったい何が起きたのだろう?
3月27日、JAXAや30以上の企業、大学などが始動した「Space Food X(スペースフードX)」プログラムによる「月面ディナー1.0」が発表された。特徴は月面での地産地消を想定していること。例えば、藻類や人工培養肉などの素材は月で培養し、葉物は植物工場で育てる。3Dフードプリンターなど、製法にも日本の最先端技術を生かす。
三菱電機は2019年2月、センサーへの攻撃を高い精度で検知するセキュリティ技術「センサー攻撃検知アルゴリズム」を開発した。ドローンなどに対する攻撃を検知し、墜落や乗っ取りなどを防止できるようになる。
オマーンの首都マスカットから南に下る。最初の500キロは見るべきものがあまりなく、ハイウエーがハジャル山脈を切り裂くように走り、退屈な海岸線を下っていく。すると、ドゥクムに着く。巨大な港に変身させる計画が進んでいる静かな漁村だ。この何もないところに、中国企業のコンソーシアムが100億ドルを投じて広さ1000ヘクタールの工業地帯を建設したがっている。