昨年3月に亡くなった物理学者の故スティーヴン・ホーキング博士はこの画像を見ていないが、ブラックホールについて進んだ考えを持っていた。
原ジャイアンツが開幕から好調だ。4月10日時点、11ゲームを戦って7勝4敗でヤクルトと同率の首位に立っている。好調の原因は、外国人助っ人選手の活躍にあるのだが、さらにその奥を探ってみると、原辰徳監督の優れたマネジメント能力が見えてきた。
スウェーデンのスポティファイ(Spotify)が、欧州の数カ国で音楽のストリーミング配信サービスを始めたのは、2008年10月。同社が世界最大の音楽市場である米国に進出したのは2011年7月。それ以来、同社サービスの会員数は右肩上がりで伸び続けている。
「日の丸液晶」ジャパンディスプレイ(JDI)が台湾・中国の企業連合から金融支援を仰ぐことになった。国産技術の流出を防ぐ目的で、官民ファンド「産業革新機構」主導で設立されたJDIだったが、現実的な成長戦略は描けなかった。
台湾が中国と統一するかしないか、その命運を占うぐらいの意味をもつ来年の台湾総選挙を前に、米中の台湾を挟んで駆け引きはエスカレートするだろう。
子どもへの虐待が社会問題となっている。そのため社会全体で子どもを守ろうという機運が高まっている。一方で、身に覚えのない虐待容疑で逮捕されたり、わが子と引き離される人もいることを知っているだろうか。
団地には日本社会の近未来がある。外国人実習生やネトウヨ問題を追い続けるルポライター安田浩一氏が、紋切り型の報道にメスを入れる。
韓国を代表する航空会社である大韓航空とアシアナ航空が、同時期に「オーナー経営の危機」を迎えている。多くの問題を抱える韓国の財閥の中で、どうして「航空財閥」が深刻な事態に陥ったのか――。
中国軍が新型長距離巡航ミサイル「YJ-18C」の試射を実施した。YJ-18Cは米海軍関係者たちに強い警戒心を抱かせている。アメリカ国内の地上目標や軍艦などを攻撃することが可能な兵器だからだ。
シャープの技術トップとして、電子立国・日本の礎を築いた佐々木正の評伝『ロケット・ササキ ジョブズが憧れた伝説のエンジニア・佐々木正』(大西康之著)が文庫化されたのを機会に、本書で触れなかった外伝を紹介する。
2019年2月13日に、巨大なポイント経済圏を持つ、異色のプレイヤーがスマホ決済市場に参入した。日本のフリーマーケットアプリのトップを独走するメルカリの子会社が運営する「メルペイ」だ。「メルペイ」はスマホ決済の風雲児となり自らのモーメンタム(勢い感)を加速させるのか、それとも本体の事業「メルカリ」の体力を削ぐリスク要因となるのか。
筆者が務める日本貿易振興機構(JETRO)では毎年、在外日系企業向けにアンケート(活動実態調査)を行っている。ロシアにおいては開始以来7回目となる調査を昨年10~11月にかけて行った。そこから、意外に儲かる市場であることが見えてきた。
米国の主要メディアが、フォックスニュースなど一部を除けば、ドナルド・トランプ大統領に極めて厳しい目を向けている。主流メディアには、大統領が誰であろうと、時の政権を監視するのが自分たちの役割だという強い信念がある。国家より前にメディアができた国だ。たとえ建て前であろうとも「大統領は品行方正な人物だ」といった思い込みがある。政策云々もさることながら、品位を問う。
過去40億年あまりの間、地球上の生命体がデオキシリボ核酸(DNA)配列、すなわち遺伝子を作り出す方法と言えば、すでに手元にある配列をコピーするよりほかになかった。もはや、そうではない。今では遺伝子も、ワープロの文章と同じように、ゼロから書き起こしたり何度も編集したりできるようになっている。