福島第一原発事故後、韓国政府が日本の水産物に対して禁輸措置をとっていることを不当だとして日本政府が世界貿易機関(WTO)に提訴した問題で、WTOの最終審に当たる上級委員会は今月11日、一審での韓国への是正勧告を取り消した。これにより、日本は事実上敗訴した。「通常、一審の判断が覆ることはありえない」(自民議員)だけに、日本政府にとっては青天の霹靂。事故後8年が経過しても続くアジア諸国などの禁輸措置を解除し、被災地の水産物の輸出を拡大する構想は頓挫した。背景には日韓ワールドカップ共催や、捕鯨問題とも共通する日本外交の「押しの弱さ」がある。
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が4月25日、ロシアのウラジオストクを訪れ、プーチン大統領と会談した。両首脳は非核化問題や経済面での連携と協力を確認したが、大きな進展は期待できそうにない。
ここ数ヵ月、世界中のメディアで盛んにベネズエラが取り上げられている。だが、「実際のところ、ベネズエラでは何が起きているのか」という点は、マスコミの解説を見ても判然としない、と感じる読者が多いのではないだろうか。
4月5日の本欄で、ドイツで燃え盛っている子供のデモのことを書いた。スウェーデンのグレタ・トゥンベルク(Greta Thunberg)という少女が、去年の8月に始めた環境運動“Fridays for future”に、ドイツの多くの生徒が共感し、毎金曜日に学校をサボってデモをしている話だ。
昭和でも平成でも、天皇と皇太子が両輪となって公務に当たる姿は、我々にとって当たり前の光景だった。だが、次の時代は違う。しばらく続く皇太子の「不在」から、様々な問題が浮き彫りになりそうだ。
「株式会社整理回収機構」は、注目を集めることを嫌う国策会社である。受付すら施錠したガラス戸の向こうにあり、重要な事実はたいてい開示されない。「この会社が約20年前、初代社長の中坊公平氏(元日本弁護士連合会会長)に率いられて、住専(住専金融専門会社)債権をはじめ、日本中の債権回収にあたった」と言えば、50代以上の人々はたいてい、「ああ」とうなずくのだが、その会社が東京・丸の内の新日石ビルや大阪・梅田の高層ビルの一角にいまも存続していることはほとんど知られていない。
料理研究家のリュウジさんがレシピを紹介する「忙しいあなたのための自炊レシピ」。今回ご紹介するのは台湾では定番のふわとろ豆乳スープです。わずか5分でできるのにお腹も心もめちゃくちゃ満足します。担当編集も自分で作って感動しました。気持ちいい食感と、ふんわり香る酢がたまりません。週末の朝、どうぞお試しあれ!
いつもニコニコ笑い、規格外の天然キャラでどこか憎めないみやぞん。根の優しい人柄は、子供の頃の極貧生活にルーツがあった。女手一つで育てた母の、切ないけれど、温かい逸話が語られる。
高校時代の親友が癌になった。残された時間は短いかもしれない。彼の人生は、日本の動乱の中で生き抜いた証である。一人の一般人が生きた証が、私たちに生きる強さを与えてくれる。
令和新時代スタートまで1週間を切る中、統一地方選を終えて欧米での首脳外交にいそしむ安倍晋三首相の表…
25日のニューヨーク株式市場は、この日発表された企業決算の内容が悪かったことから、ダウ平均株価は、値下がりしました。
発達障害がある大人は子どもとは違う問題が横たわります。大人では、実際の社会で生きていかなくてはならないため、どうしても人とのコミュニケーションという問題が生じます。今回は、 スムーズな人とのやり取りのためのちょっとした工夫についてお伝えします!
「上司は嫌なことを言って嫌われるのが仕事。数年後にそのありがたみに気づいてくれるはず」─―。かつて…
3月末に新居に引っ越しをして、4月から新しい生活をスタートさせた! という人も多いだろう。万一、「住…
デジタルネイティブとして育った現在20代後半~30代のミレニアル世代、それより若いジェネレーションZと…
ハンガリーで開かれている卓球の世界選手権は25日、ミックスダブルスの準決勝が行われ、吉村真晴選手と石川佳純選手のペアがドイツのペアに勝って3大会連続の決勝進出を決めました。
仕事において「いい段取りで、相手の期待を上回るパフォーマンスを示すことができれば、信用を高めること…
25日、行われたロシアのプーチン大統領と北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長との初めての首脳会談を受けて、アメリカはロシアなどとの連携が必要だとして、会談の結果についてロシアと協議することを含め、停滞している北朝鮮との協議の再開を探っていく方針です。
ベルギーに到着した安倍総理大臣は、EU=ヨーロッパ連合のトゥスク大統領などとの定期首脳協議に臨み、G20大阪サミットの成功に向け、WTO=世界貿易機関の改革や質の高いインフラ整備の推進などで協力していくことを確認しました。また朝鮮半島の非核化に向けたアメリカの現在の取り組みを支持することで一致しました。
ヤフーが2018年度の通期決算を発表した。厳しい数字が並ぶなか、光明と言えるのはやはりスマホ決済「PayPay」だった。
◇旭コンクリート工業(6月27日)会長(社長)清水和久▽社長(取締役)狩野堅太郎▽専務(監査役)遠藤裕邦▽常務(取締役)沢山勝▽取締役 馬島英希、小玉和成、(専務)坂本晴穂▽監査役 川瀬一雄▽退任 取締役中西久芳、坂村博、坂本憲一