静岡市長選は、現職の強みを生かした田辺信宏氏(57)が自民党や推薦を受けた企業・団体による組織戦を展開し、草の根的に支援の輪を広げて猛追した天野進吾氏(77)を振り切った。林克氏(63)は知名度不足が最後まで響いた。投票率は48・76%で、前回(48・46%)を上回った。
現職に2新人が挑んだ浜松市長選は、盤石の組織体制を築いた現職の鈴木氏が4選目を果たした。自民系初の独自候補となった山本氏や共産推薦の野沢氏を全く寄せ付けず貫禄を見せつけた。
現職と新人、あわせて3人の争いとなった静岡市長選挙は、自民党が推薦した現職の田辺信宏氏が、合併前の旧静岡市で市長を務めた元県議会議員らを抑え、3回目の当選を確実にしました。
16年ぶりの新人対決となった北海道知事選で7日、自民、公明が推薦する前夕張市長、鈴木直道氏(38)が立憲民主、国民民主、共産などが推した野党統一候補の元衆院議員、石川知裕氏(45)を破り、初当選を確実にした。
党本部で記者団に「大変残念だ。立候補の表明が遅く、浸透しきれなかった」と述べた。今後の野党共闘への影響に関しては「勝った方が勢いが付いたが、負けたからといって流れが止まることはない。統一候補擁立を加速することが、ここから導き出す教訓だ」と語った。
「保守分裂」の争いとなった島根県知事選挙は自民党の県議団の半数余りから支援を受けた総務省の元官僚、丸山達也氏(49)が、自民党が推薦した候補らを破って初めての当選を確実にしました。
静岡市長選は現職の田辺信宏氏(57)が新人の元静岡県議、天野進吾氏(77)らを破り、3選。
(セ・リーグ、広島0-9阪神、3回戦、阪神2勝1敗、7日、マツダ)初めての屈辱だった。野村謙二郎監督1年目の2010年以来、就任5年目の緒方政権では初めてとなる開幕3カード連続負け越し。貧打にあえぐ阪神に今季最大得点差となる0-9。広島・緒方監督は会見室に姿を見せなかった。
競泳の日本選手権は7日、大会6日目を迎え、男子200メートル平泳ぎは渡辺一平(22)=トヨタ自動車=が2分7秒02で初優勝。派遣標準記録を突破して世界選手権(7月、韓国)の代表に決まった。
7日投開票の大阪府知事・市長のダブル選で、それぞれ当選を確実にした大阪維新の会新人で前大阪市長の吉村洋文氏(43)と、維新新人で前府知事の松井一郎氏(55)の会見。質問は最大の焦点となった大阪都構想に集中してきた。
44年ぶりの保守分裂選挙となった島根県知事選は自民の中堅・若手県議が擁立した無所属新人で元総務省消防庁室長の丸山達也氏(49)が、自民推薦で地元選出の国会議員やベテラン県議の支援を受けた無所属新人の元総務省消防庁次長、大庭誠司氏(59)らを下して、初当選。
浜松市の行政区再編の是非を問う住民投票が7日、行われた。市選挙管理委員会は午後8時現在の投票率が55.61%だったと発表。開票ラインとされていた投票率50%を上回り、成立する見通しとなった。
7日投開票の大阪府知事選、大阪市長選で産経新聞社など6社が実施した出口調査によると、大阪都構想推進を掲げる大阪維新の会公認の松井一郎氏と吉村洋文氏には、都構想に反対する自民党を支持する層の票が多数流れていた。都構想については全体の6割が賛成と回答。賛否が拮抗した平成27年の住民投票から、府民の意識が変化していることがうかがわれた。