15年後に生き残れるのは、どのような自動車メーカーなのか? 脱炭素化、AI普及など、世界が「ニューノーマル」(新常態)に突入し、ガソリンエンジン車という安定した収益構造を維持できなくなった企業が考えるべき新たな戦略とは? シティグループ証券などで自動車産業のアナリストを長年務めてきた松島憲之氏が、産業構造の大転換、そして日本と世界の自動車メーカーの、生き残りをかけた最新のビジネスモデルや技術戦略を解説する。 第2回は、世界で進む環境規制の強化などにより、自動車産業に求められる技術、生産方法、そしてビジネスモデルの変革について解説する。
大手総合デベロッパー、森トラスト社長で経済同友会の副代表幹事も務める伊達美和子氏は、経済界を代表する女性リーダーの1人。伊達氏が提案する「女性リーダーを数多く輩出していくための条件」とは?
中外製薬の上席執行役員で人事、EHS推進統括の矢野嘉行氏が、成長戦略の実現に向けた人事戦略と具体的な施策の数々を紹介する。
マーケティング戦略の中でもブランディングは、「好感度」や「ロイヤルティ」など“ふわっとした”イメージで語られることが多かった。そうした中、ユニリーバ本社でグローバルなブランド戦略設計を担った経験を持つ木村元氏は、顧客による購買をゴールに据え、売上や利益への貢献度なども含めたスコアとしての「ブランド・パワー」を提唱している。本連載では、同氏の『ブランド・パワー ブランド力を数値化する「マーケティングの新指標」』(木村元著/翔泳社)から内容の一部を抜粋・再編集、数値化したブランド・パワーをマーケティングに落とし込む方法を解説する。第2回は、ユニリーバで実際に行われていたマーケティング/ブランディング戦略を紹介。
米アマゾン・ドット・コムは、2040年までに事業活動からの二酸化炭素(CO2)排出を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」達成を目指しており、19年に「The Climate Pledge(気候変動対策に関する誓約)」を立ち上げた。最近は、その一環として人工知能(AI)を積極的に活用している。
スウェーデンが26日、北大西洋条約機構(NATO)加盟のための最後の障壁を乗り越えた。ハンガリー議会が同日、スウェーデンの加盟を承認した。加盟について、スウェーデン国民やNATOのトップはどんな思いをもっているのか。現地の声を伝える。
フォルクスワーゲンが最も得意とするセグメントに属する『ティグアン』が3代目へとアップデート。ゴルフ、ID.4の今後を占うVW最後の内燃機関車の1台となるか?
成熟期に入ったアパレル業界において循環型・再生型ビジネスの動きが加速している。市場環境が大きく変化する中、アパレル企業にはどのような戦略が求められるのか――。前編に続き、2023年12月に書籍『2040年アパレルの未来: 「成長なき世界」で創る、持続可能な循環型・再生型ビジネス』(東洋経済新報社)を上梓したA.T. カーニー シニアパートナーの福田稔氏に、アパレル業界におけるイノベーションの事例や求められる戦略について話を聞いた。(後編/全2回)
物流と地球社会を持続可能にするために、今何が必要なのか。デジタル先端技術から経営戦略まで、世の誤解・曲解・珍解を物流ジャーナリスト・菊田一郎氏が妄想力で切りさばく連載企画。 第1回では、輸送力不足が懸念される「物流の2024年問題」の盲点を明らかにした。第2回からは3回にわたって全産業の物流部門が講じるべき地球温暖化抑止対策を考える。その②となる今回は、破壊的な気候変動を食い止めるためのカギとなる、再生可能エネルギーへの転換の実現性について解説する。