最低賃金引き上げによる韓国の「所得主導成長」政策が完全に行き詰っている。中央銀行が発表した経済統計が如実にそれを物語っている。韓国政府関係者からは、かつて通貨危機に陥りIMF管理となった悪夢の再来を心配する声も上がり始めている。
いまや押しも押される人気絵本作家となったヨシタケシンスケ氏。子どもも楽しめると同時に、大人も楽しめる絵本の描き手として注目を集める。そうした絵本を生み出す秘訣はどこにあるのだろうか?
中東からの撤退を第一義とする米国が、イスラエルに中東地域のフリーハンドを与えることになれば、中東地域の地政学リスクはこれまでになく上昇するのではないだろうか。
今年はNATO設立70周年、東西冷戦終結から30周年となる節目の年だ。だが先日ロンドンで開かれたNATO首脳会談では、ヨーロッパ各国の首脳とアメリカ・トランプ大統領との間にすきま風も見られ、なにやら不穏な空気が漂い始めている。
ウーバーイーツの配達員が、ウーバー側から一方的に報酬を引き下げられたとして会社に団体交渉を申し入れた。このように、弱い立場の労働者が会社から突然、労働条件の変更を押し付けられるケースは増えている。だが、会社を相手に闘うのは簡単ではない。どのような事態が考えられるか、よく把握したうえで戦い方を考えるべきなのだ。
蒸気船の登場はグローバリゼーションを大きく進めた。『母をたずねて三千里』のマルコが母親を求めてはるばる旅をしなければならなかったのも、蒸気船によるグローバリゼーションが影響していた。