会計評論家として活躍する細野祐二氏が『会計と犯罪』(岩波書店)を上梓した。粉飾決算や経済事件について会計知識を武器に鋭い分析・評論を発表してきた細野氏の新著は「経済事件と検察捜査」を考える上で欠かせない一冊となっている。著者の細野氏に聞いた。
5月下旬、EU加盟国各国で、5年に一度の欧州議会選挙が実施された。これまで低下の一途だった投票率が上昇したが、これはヨーロッパ各国の国政に対する有権者の意思表明がなされた結果と受け取るべきだろう。そしてそこに示されたのは、与党や大政党に対する不満ばかりだった。
『失敗図鑑 すごい人ほどダメだった!』は、古今東西の偉人たちの失敗談のほかにダメだったところが面白おかしく語られ、さらにマンガチックなイラストを多用している。本書は大人でも胸に響くフレーズがあちらこちらに散りばめられており、下手な偉人伝よりよっぽど有意義な本だと思う。