「江戸時代の日本人の識字率は高かった」「大半が読み書きできた」さらには「日本は識字率が世界一」……こういった言説はネットだけでなく、書籍でも散見される。しかし、本当にそうだったのか。たとえば1881年(明治14年)、長野県の北安曇郡常盤村(現・大町市)にて15歳以上の男子882人を対象に行われた調査では、「証書類」を自分で書けるものはわずか4.4%、社会の動きを知るために必要な「公布達」や「新聞論説」を読めるものに至っては1.7%しかいなかった。引き続き、日本人の「知性格差」についてみていこう。
岸田文雄首相とジョー・バイデン大統領による日米首脳会談は、中国やロシア、北朝鮮の脅威に対して、共同で対処する決意と具体策を示した。だが、相手側陣営から見れば、日本は決定的な弱点を抱えている。首脳会談で語られなかった「真の問題」とは何か。
女帝、小池百合子都知事の思惑は大きく外れてしまったのかもしれない。4月28日に行われる衆議院の3つの補欠選挙のうちの1つ、東京15区補選に満を持して作家の乙武洋匡氏を擁立した小池氏だが、与野党各党の情勢調査で既に厳しい数字が叩きつけられている。
元伊藤忠商事会長、そして民間人初の中国大使を務めた丹羽宇一郎さん。仕事に生涯を捧げてきた名経営者も85歳を迎え、人生の佳境に差し掛かった。
元伊藤忠商事会長、そして民間人初の中国大使を務めた丹羽宇一郎さん。仕事に生涯を捧げてきた名経営者も85歳を迎え、人生の佳境に差し掛かった。『老いた今だから』では、歳を重ねた今だからこそ見えてきた日々の楽しみ方が書かれている。
100年に一度の大変革期にある自動車業界。持続可能な地球・社会の実現に向けては、「電動化」がカギを握るとされているが、現段階では最適解は見出されていない。「走る歓び」をキーワードに独自の価値を創造するマツダが導き出した“リアルな回答”とは?サステナビリティ統括を兼務する毛籠勝弘社長に、これまでの取り組みと2030年の在りたい姿を聞いた。
2024年3月、東京大学の大学院生今村薫平氏らの研究グループが、「マヨラナ粒子」について立て続けに新発見を発表しました。これまでの不吉な流れを断ち切り、ついにマヨラナ粒子の存在を確実なものとするのでしょうか。