日本経済の衰退や凋落といった文脈の中で、矢面に立つ機会が多い製造業。この状況を改善すべく、現場の作業プロセスやサプライチェーン改革を推進しているのが、パナソニック コネクトでエバンジェリスト、エグゼクティブコンサルタントを務める一力知一氏である。パナソニックグループでの変革も含め、数多くの企業の変革に携わり成果を上げてきた一力氏に、製造業の経営競争力の高め方について聞いた。
何事も「はじまり」がある。会社も然り。「創業」「創立」は「事業を新しく始めること」で、社史の「年表」などを見ると「創立○周年記念」の起算日がすなわち創業年になっている。ところが、会社が「創業年」としている年月が、創業者が新たに事業を始めようと考えていたわけでもない例が散見される。
140年近い歴史を持つ三菱倉庫が、ここに来て大胆な人事施策を推し進めている。未来のあるべき人材ポートフォリオを明確化し、その実現に向けて企業内大学の設置や新たな採用方式の導入などに乗り出した。前編では、人材ポートフォリオの策定までを詳しく取り上げた。後編の本記事では、引き続き人事トップである三菱倉庫 代表取締役 常務執行役員の前川昌範氏に、ポートフォリオ達成に向けた具体的な取り組みを聞いていく。(後編/全2回)
犯罪被害者の遺族などに支払われている国の給付金について、支給の最低額を大幅に引きあげる改正案が25日まとまり、経済的な補償の充実を求めてきた被害者遺族の団体は評価する一方で、過去に犯罪被害にあった人が対象に含まれないなど、課題も残されていると指摘しています。
物流と地球社会を持続可能にするために、今何が必要なのか。デジタル先端技術から経営戦略まで、世の誤解・曲解・珍解を物流ジャーナリスト・菊田一郎氏が妄想力で切りさばく連載企画。 第5回からは2回にわたり、物流システムの新たなコンセプト「フィジカルインターネット」(PI)について考える。その②となる今回は、「モノの標準化」が既に広く根付く欧州の先行事例を紹介する。
イーロン・マスクとの癒着が度を越しているという批判にさらされているテスラの取締役会は4月17日、企業…
25日のニューヨーク株式市場ではFRB=連邦準備制度理事会の利下げが大幅に遅れ、高い金利水準が続くとの観測から売り注文が増え、ダウ平均株価は一時、700ドルを超える大幅な値下がりとなっています。
外務省は、「グローバル・サウス」の一角であるアフリカへの日本企業の進出を後押ししようと、南アフリカなどの在外公館に「経済広域担当官」というポストを設置することを決め、進出を検討する企業に対し情報提供などの支援を行うことにしています。
グッチの2024年1~3月期の中国市場での販売が大幅減少し、景気低迷への懸念が広がっている。一方、2024年…
メタプラットフォームズの柱である広告事業の信頼が揺らいでいる。起業家の前澤友作氏がfacebookを運営す…
政治資金規正法の改正に向けて、26日から衆議院の特別委員会で議論が始まります。議員の責任強化や透明性の向上などをめぐり、一致点を見いだせるかが焦点となります。
個人投資家の間で「高配当株」が人気を集めている。しかし、元『週刊東洋経済』編集長の川島睦保氏は、利回りだけで判断するのは危険だと語る。「絶対に手を出してはいけない」高配当銘柄の特徴とは? 川島氏が解説する。
1人の勝者の陰で多くの敗者が生まれるスポーツの世界。監督やコーチ、解説者など競技の世界に残れる人はごく一握りで、多くのアスリートはフィールドの外を出て第二の人生を歩む。一つの競技に打ち込んできたアスリートに対しどう活躍の場を与えるかは、スポーツ界のみならず社会に共通する課題といってもよいだろう。その中で、ベンチャー企業の経営に参画するユニークなセカンドキャリアを歩んでいるのが、サッカー元日本代表の播戸竜二氏だ。ベンチャーとアスリート。一見結びつかない組み合わせだが、21年間のサッカー界での経験をベンチャー経営にどう活かしているのか? 播戸氏本人と、彼を「チーフ・スポーツ・オフィサー(CSO)」として招へいした「株式会社TENTIAL(テンシャル)」代表取締役CEOの中西裕太郎氏に話を聞いた。
健康診断の問診で、「健康上、何か気になることはありませんか」と聞くと、五〇代の男性が、「膝が痛むんです。走ったりすると特に左の膝の裏が痛みます」と答えました。日常生活に差し障るくらいですか」と聞くと、「それほどではない」と言います。「それなら病気ではなく、自然な老化現象ですよ」
外国為替市場で3月下旬以降、円売り圧力が一段と強まっている。懸念を強めた政府与党内では財務省による大規模な円買い・ドル売り介入を期待する声が高まるが、「ミスター円」の異名を取る神田真人財務官(1987年旧大蔵省)も今回ばかりは孤立無援の状態で、旗色が悪そうだ。
水木鉄平さんと妻は同じ会社に勤めていますが、妻の不倫相手は会社の同僚でした。妻と不倫相手の男を問い詰めたものの、妻は「別れる」と嘘をつき、男は「別れない」と開き直っています。どうしようもない状況に陥った鉄平さんが証拠を持って、筆者の事務所を訪れたのは、そんなタイミングでした。
水木鉄平さんと妻は同じ会社に勤めていますが、妻の不倫相手は会社の同僚でした。妻と不倫相手の男を問い詰めたものの、妻は「別れる」と嘘をつき、男は「別れない」と開き直っています。どうしようもない状況に陥った鉄平さんが証拠を持って、筆者の事務所を訪れたのは、そんなタイミングでした。
「稼ぐ営業マンはどのように商談をしているのか?」 商談には「型」がある、と聞いたことがあるだろうか。対企業、対個人、無形、有形、新規、既存…どのような商材を扱うにせよ、多くのデキる営業マンが共通で使っている手法が商談の「型」だ。「型」をうまく活用することで営業マンの経験や勘に頼らず、誰でも一定の成果を挙げることが可能だと言う。
大人気ドラマ「あぶない刑事」が、いま人気再燃しているという。
ファッションプライズ「LVMH Young Fashion Designers Prize(以下、LVMHプライズ)」が、2024年のファイナリストを発表した。過去最多となる2500人以上が参加し、欧州から7人、アメリカから1人の計8人が選出。
南海電気鉄道高野線の「30000系」は数ある私鉄有料特急のなかでも特色ある車両と言える。くの字になった…
「121」「79000」――これらの数字が何を表すか分かるだろうか。それぞれ「中国の100万人以上の都市数」「日本の100歳以上の高齢者数」である。人口学者のポール・モーランド氏は、出生率、都市化、高齢者の増加といった、人口動態に関する10のテーマから、世界の歴史と現在を解説し、未来の予測を試みている。そこからは、人口増加が必ずしも経済発展につながらないことや、高齢化が紛争解消に役立っていることなど、意外な事実が浮き彫りになる。本連載では、同氏の『人口は未来を語る 「10の数字」で知る経済、少子化、環境問題』(ポール・モーランド著/橘明美訳/NHK出版)から内容の一部を抜粋・再編集、人口動態が今後の世界をどう変えていくかという論考を紹介する。 第1回は、人口動態が世界の歴史とどう関係してきたかを解説する。
近年、自社のファンづくりに取り組む企業が増えているものの、成果を上げられないケースも多い。その原因はファンを獲得するために「まず何をすべきなのか定まっていないから」と、マーケティングの専門家は「ファーストフォロワー」の獲得を提唱する。本連載では、ファンづくりに成功しているメルカリやヤッホーブルーイングなど12社への取材をもとに解説した『ファーストフォロワーのつくりかた――事例で学ぶ「製品・サービスの価値をファンと共に生み出す」ためのマーケティング』(高橋遼著/翔泳社)から、内容の一部を抜粋・再編集。 第1回は、TED Talksで話題となったプレゼンを紹介。「ファーストフォロワー」が大きなムーブメントの発火点になることを、ある野外フェスでのエピソードを例に紹介する。
「スウォッチ(Swatch)」が、日本人グラフィックアーティストのVERDYとコラボレーションした時計を発売する。
ニューヨーク・ブルックリンを拠点にするプリントスタジオ「ルックスタジオ(LQQK Studio)」が、4月27日から5月3日までの期間、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA、以下DSMG)でポップアップストアを開催する。