中国の不動産市場は、政府の過熱抑制策を受けて調整局面に入った。政府は昨年夏頃から不動産企業の過剰投資・過剰債務、住宅価格の高騰を警戒し、住宅ローン総量規制や住宅購入規制、不動産企業の資金調達条件の厳格化などの対策を講じてきた。この結果、住宅の売れ行きは本年春頃に鈍化し始め、夏には落ち込みが鮮明となった。不動産企業による値下げの動きも増えている。一部では、政府の抑制策が不動産バブルの崩壊を招くという見方もある。しかし以下の3点を背景に、今のところ、不動産価格の急落や不動産開発投資の急減といった深刻な調整が起こる状況にはないと考えられる。
ANAホールディングス(HD)傘下の全日本空輸は、昨年12月からインターネット通販で一般向けに販売している機内食の販売数が100万食を突破したと明らかにした。新型コロナウイルス禍で飛行機による旅行が難しい中、機内食で雰囲気だけでも楽しみたいとの需要に加え、常備食として保管できる便利さも好評の理由という。
テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は8日、女子シングルス準々決勝が行われ、18歳で世界ランク150位のE・ラドゥカヌが第11シードのB・ベンチッチを6-3, 6-4...
フランスで130人が犠牲になった6年前の同時テロ事件の裁判が始まりました。事件の全容がどこまで明らかになるのかが注目されます。
19世紀初めに出島に駐在した商館長ブロムホフと、一番の馴染みだった「糸荻」という遊女。丸山遊郭の遊女たちが理想としたのは、どのような成功者の姿だったのか。長崎の丸山遊女に対する新たな視点を提起した最新刊『長崎丸山遊廓 江戸時代のワンダーランド』から、市中の人々を潤すほどの収入を得た遊女たちについて述べた箇所を抜粋して公開します!
【難読漢字】「幇助」って読めますか?読めそうで読めない…
三の線の中高年男性で若い女性にもちゃんとモテる数少ない有名人…その男こそ高田純次に他ならない。今回は高田純次の魅力について、存分に語ってみよう。
「インド洋」と聞いて、みなさんは何を思い浮かべるでしょうか。日本とほとんど関わりのない、はるか遠方の海というイメージをお持ちだとしたら、それは大間違いです。重要なシーレーンがあり、経済的にもきわめて密接な結びつきを持つ海でもありますが、なにより、日本列島に酷暑などの異常気象をもたらす独自の大気海洋現象が発生するなど、科学的にも関連の深い、日本にとってきわめて重要な大洋の一つなのです。
資本主義論にまったく新たな視野を提供する本をお届けする。経済思想家・経済学者にしてギリシャ元財務大臣でもあったヤニス・バルファキスの新著『クソったれ資本主義が倒れたあとの、もう一つの世界』だ。資本主義は、経済成長によって社会に富をもたらす最良の経済制度だというが、現代の許容しがたいほどの格差と貧困の元凶でもあり、そのダークサイドは拡大する一方だ。では、仮にこの忌々しい資本主義が消滅したら、その後の経済社会は、「新たなユートピア」となるのか、「進化形の共産主義」になるのか、あるいは誰も見たことのないカタチなのか。その答えを導き出すためにバルファキスが採用した著述スタイルは、なんと「経済SF小説」だった!
変異株(デルタ株)による新型コロナウイルスの感染者の急増がようやく収まったようである。しかし、この状態は長続きせず、秋冬には、再び感染者増加が起こり、医療ひっ迫が叫ばれる可能性が高い。特に、年間を通じた死亡者数が最も多い冬になれば更に深刻な状態が起きることが懸念される。
ガソリン価格が下がらない。現在、レギュラーガソリン価格は155円前後で推移。一度目の緊急事態宣言が発令された昨年5月が120円前後だったことを考えると、30円近く値上がりしている状況になる。
新型コロナウィルスの感染者がきわめて少ないニュージーランドは、強力なロックダウンによって感染症の抑え込みを図ってきました。いったいなぜ同国の人々はこの強力な措置に賛同するのでしょうか。新刊『従順さのどこがいけないのか』(ちくまプリマー新書)を刊行した、オタゴ大(ニュージーランド)教授で政治思想研究が専門の将基面貴巳さんが読み解きます。
2月1日に軍がアウン・サン・スー・チーさん率いる民主政権を武力で打倒したクーデターから7ヵ月目に入るが、この間、軍の強権的弾圧の犠牲となった市民はすでに1000人を超えている…
楽天グループが行う独自配送サービス「楽天エクスプレス」。同社は、今年5月の連休明けから約40社の委託業者に対し、「5月末から配送サービスを終了します」と、一方的に通告した。