三重県四日市市は16日、市内の自宅で死亡した50代の男性が新型コロナウイルスに感染していたことが確認されたと発表しました。三重県内で新型コロナウイルスに感染していた人の死亡が確認されたのは初めてです。また、新たに2人の感染も確認され県内で感染が確認されたのは合わせて26人になりました。
埼玉県は、16日、合わせて男女30人が新たに新型コロナウイルスに感染していたことが確認されたと発表しました。県内では、このほか、さいたま市などで合わせて21人の感染が確認されていて、16日、1日の感染者数は51人になりました。
イギリスで新型コロナウイルス対策の最前線に立つ医療機関を支えるため、99歳の男性が自宅の庭を100往復するからと付金を募り、16日朝に目標を達成した。
政府が緊急事態宣言の対象地域を全国に拡大する方針を固めたことについて、経済同友会の櫻田代表幹事は記者団の取材に対し「結論としては賛成だ。やる以上は、すでに発令されている7つの都府県でうまくいった取り組みなどの情報を、ほかの地域にもリアルタイムで提供することが重要だ」と述べました。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、G7=主要7か国の首脳らによる2回目のテレビ会議が日本時間の16日夜9時半すぎから始まりました。安倍総理大臣は、治療薬の開発加速や世界経済の回復に向け、G7が協調して取り組むよう呼びかけたい考えです。
新型コロナウイルスは、最期の別れの場にも影響を及ぼしています。感染のおそれから、家族がご遺体に触れることも、直接声をかけることも難しくなっていて、亡くなった人を送った葬儀会社は「家族で故人を囲み、思い出を語り合う本来の姿が失われてしまう」と悩みを抱えています。
愛知県内では16日、新たに、名古屋市と一宮市、それに清須市の20代から80代の男女、合わせて14人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。愛知県内での感染確認は、これで、延べ372人となりました。
東京都は、感染症の指定医療機関の「都立墨東病院」で新たに職員4人が16日、新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表しました。また、これまでに感染が確認されていた入院患者1人が死亡したことを明らかにしました。
新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく「緊急事態宣言」について、政府は、16日夜開いた対策本部で、東京など7つの都府県以外でも感染が広がっていることから、来月6日までの期間、対象地域を全国に拡大することを決定しました。各地の知事の受け止めです。