政府の「新型コロナウイルス感染症対策分科会」は感染状況を示す4つのステージのうち、どのステージにあるか判断するための新たな指標を示し「医療のひっ迫具合」「療養者数」「PCR検査の陽性率」「新規感染者数」「感染経路が不明な人の割合」の5つに見直しました。このうち「医療のひっ迫具合」は「病床使用率」「入院率」「重症者用病床の使用率」の3つの項目があります。内閣官房のまとめによりますと緊急事態宣言がことし出されていた10の都府県や「まん延防止等重点措置」が適用されている宮城県と沖縄県では、今月19日時点で「医療のひっ迫具合」や「療養者数」などで最も深刻な「ステージ4」になっている自治体があります。なお、病床関連の指標については、自治体の中にはすぐに受け入れることができる「即応病床数」などをもとに、異なる値を公表しているところもあります