両親への自殺ほう助の疑いで、「四代目市川猿之助」こと喜熨斗孝彦容疑者が逮捕された事件は記憶に新しい。この事件の中で問題になったのが薬物の過剰摂取、いわゆるOD(オーバードーズ)だ。最近では処方薬ではなく、市販薬でOD(過剰摂取)をする子どもたちの問題が深刻化している。ただ、それは命を絶つためではなく、生きるために薬を大量に飲むのだ。そこで、ジャーナリストの渋井哲也氏が当事者らに聞いた。
過去のトラウマや生きずらさ、辛い現実から逃れるため、市販薬を過剰摂取したり、依存状態となる若者たちが増えている。しかし、大量に服用することで命を落とす危険もある非常に危険な行為なのだ。それをわかっていながら繰り返すケースは後を絶たない。前半記事「『死にたい』を抑えるために市販薬を過剰摂取する」――。兄から性的虐待を受けていた女性の告白」から引き続き、ジャーナリストの渋井哲也氏がその現状について取材した。
今年も土用の丑の日がやってきた。土用の丑の日といえば、やはり何と言ってもウナギだが、実は“いわくつき”の食材である。ニホンウナギについて、環境省が発行する絶滅する恐れのある野生生物をリスト化したレッドリストには「近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの」と分類し、国際自然保護連合もニホンウナギを絶滅危惧種(endangered)に指定している。では、一体どれだけウナギは減っているのか。そして、それはなぜなのか。
日本人に愛される「ウナギ」だが、実は絶滅危惧種として深刻な問題となっている。実際に約80%減少しており、これからも私たちはウナギを食べることができるのだろうか…。なぜここまでウナギが減少してしまったのか、その原因を探っていく。
「『公務員の年収』が高い自治体ランキングTOP300」に続き、「『公務員の年収』が低い自治体ランキングTOP…
最愛の夫を突然何者かに殺されてしまった、漫画家・森園みるくの4コマ漫画連載15話目。
母が中島みゆきさんのファンで子供の頃からよく聴いていました。育ったのが北海道の田舎町で、どこに行くにも車だったのですが、とりわけ車内でよく聴いた記憶があります。だから、中島みゆきさんの歌は幼少期からカラオケでも歌えていました。23歳で上京しました。「上京して芸人になろう」と思ったのは、その一年くらい前のことです。当時、町の金物屋で働いていました。大工さんに家を建てるときの道具を運んだりする仕事が主で、車の運転をする時間が長かったんです。そんなときはiPodに入れた中島みゆきさんの曲を聴きながら仕事をしていました。
ChatGPTの仕組みを勉強するために文献を読んでも、知りたいことが書いていないし、書いてある説明はよく分からない。ところが、 ChatGPTを家庭教師にすれば、知りたいことに絞って、理解できるまで聞くことができる。
都内有数の高級住宅街・広尾の商店街を抜けると、寺院が密集する静寂なエリアがある。その一角にある臨済宗大徳寺派「霊泉院」。この由緒ある寺院の住職が前代未聞の事件の当事者となり、周辺住民の間に衝撃が広がっている。
高級住宅街・広尾にある「霊泉院」の今井雄山住職は、なぜ窃盗容疑に加え、大麻取締法違反(所持)容疑で逮捕されたのか。“都内有数の金持ち寺”の、僧侶らしからぬ贅沢三昧の日々とは。
街娼とも言い、立ちんぼとも呼ばれるそんな女性たちが集まる場所は、国内各地にいまもある。東京・新宿では、かつて宿場町である内藤新宿が設けられた際、遊女を置く旅籠が数多く建てられた。昭和の初期には新宿遊郭として、吉原をもしのぐ隆盛を誇っていたとされる。
「女とヤリタイ」――その素朴な男たちの本能は、痛いほど取材者であろうとする私に突き刺さってくる。前編記事『警察がパトロールを強化…それでも人が集まってくる「トー横」の“ヤバすぎるカオス”』に続き、偶然ではなく必然の結末として、今日も「トー横」に来てしまっている男たちの実像に迫る。
消費動向や人の流れの変化、ネットショッピングの台頭といった中で、かつて賑わっていた商業施設も営業終…
ことしの「原子力白書」がまとまり、政府が開発や建設を進めるとしている次世代型の原子炉について脱炭素社会の実現に貢献する可能性を認めたうえで、技術的な課題や経済性などの客観的な検証が重要だと指摘しています。
当初の計画より4カ月遅れたものの、〝いびつな〟資本関係は正常化へ向けて動き出した。日産自動車は7月26…
ウクライナのゼレンスキー大統領は、激しい戦闘が続く東部のバフムト方面を訪問し、兵士たちを激励しました。反転攻勢を進めるウクライナ軍の苦戦も指摘されるなか、みずから前線を訪れることで、兵士たちの士気を高めるねらいがあるとみられます。
浪人という選択を取る人間が20年前と比べて1/2になっている現在。「浪人してでもこういう大学に行きたい…
再来年の大阪・関西万博の実施主体である博覧会協会が、経済界に対して700万枚を目安に前売券の購入を呼びかける計画を検討していることが分かりました。博覧会協会としては、経済界に前売券を販売することによって安定した運営につなげたい考えですが、企業側がどこまで応じるかが焦点となりそうです。
29日、タイ南部の爆竹などを保管する倉庫で爆発があり、少なくとも子どもを含む10人が死亡、100人以上がけがをしました。
猛暑の中を外出していると自動販売機付近のリサイクルボックスがいっぱいとなり飲料容器があふれ出ている…
夏休みに宿題として出され、多くの子どもたちを悩ませる読書感想文。「子どもたちに、本を読む楽しさを知…
高校野球界には「伝統校」と呼ばれる学校と、「古豪」と呼ばれる学校があるという。いったいどこが違うのか? 両者の「決定的な違い」を、高校野球界きっての名門・龍谷大平安高校を、29年にわたって率いてきた原田英彦監督が解説。
現在、韓国ではこれといって尹政権を批判するネタにつき、福島原発処理水放出批判を集中的に起こしている左派野党と市民団体に韓国国民から大きなため息が上がっている。
食料品や電気代などの物価上昇が止まらない。スーパーマーケットに行っても、急激な値上げに買うかどうか戸惑うことすらある。実際、総務省が公表する5月の消費者物価指数をみると、「生鮮食品を除く食料」は全体で9.2%の上昇。1975年10月以来、実に47年7か月ぶりの高い水準となっている。さらに、外食、テーマパーク、ホテル代など「サービス」にも物価上昇のすそ野が本格的に広がってきており、暮らしへの影響が、ますます出そうだ。
最低賃金引き上げの目安を決める厚生労働省の審議会が7月27、28日に開かれ、長時間を議論に費やし、1002円と1000円乗せを決めた。表面上の上げ幅は過去最高だが物価上昇を勘案した実質的な引き上げ率で考えれば、1%程度の上昇。なのにこの「激論」は、ただ単に引き上げを渋る中小企業者への顔向けを考えた茶番だ。