欧州中央銀行(ECB)は29日、ユーロ圏19カ国の金融政策を議論する理事会をテレビ会議方式で開いた。会合後の声明で、12月の次回理事会に併せて示される経済見通しに基づき「必要に応じて政策手段を再調整する」と表明。追加金融緩和に踏み切る可能性を示唆した。
企業が従業員に支払う休業手当の一部を国が補う「雇用調整助成金」(雇調金)の上限を引き上げた特例措置について、政府・与党が期限の12月末以降も継続し、必要な財源を令和2年度第3次補正予算案に盛り込む方針を固めたことが29日、分かった。新型コロナウイルスの感染再拡大で国内の景気回復は遅れており、3次補正で編成する追加経済対策は総額10兆円超になる見通し。菅義偉首相が11月上旬にも関係閣僚に指示する。
国内の優れたドラマを表彰する、ことしの「東京ドラマアウォード」が発表され、NHKの大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」が作品賞・連続ドラマ部門のグランプリに選ばれました。
【ワシントン=塩原永久】米商務省が29日発表した2020年7~9月期の実質国内総生産(GDP、季節調整済み)速報値は、年率換算で前期比33・1%増だった。統計が残る1947年以降で最大の上昇率を記録した。新型コロナウイルスの悪影響で最大の下落率となった4~6月期から一転。経済活動の再開を追い風にして3四半期ぶりのプラス成長となった。
米労働省が29日発表した24日までの週の新たな失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比4万件減の75万1千件だった。2週連続の減少。ただ、申請件数は新型コロナウイルスの流行前は最も多かったときでも70万件弱にとどまっており、高水準が続いている。
楽天が大勝した。一回に小郷のソロや鈴木大の適時打などで3点を先制し、二回は小郷の適時打などで2点を加えた。田中貴が2ランを放つなど終盤も得点を重ねた。辛島が5回2失点で今季初勝利。西武はニールが5失点と崩れた。
ソフトバンクがサヨナラ勝利で4連勝。球団記録となる月間20勝を達成した。試合後、工藤公康監督(57)が取材に応じた。主な一問一答は以下の通り。
阪神が5連勝で、中日と入れ替わって2位に浮上した。以下、矢野燿大監督の一問一答。
(セ・リーグ、阪神3-1中日、24回戦、阪神14勝10敗、29日、甲子園)虎党も驚き、歓喜した。快音とともに、打球は右中間を真っ二つに抜けた。糸原が0-1の一回に、同点の適時二塁打だ。一走・近本が小躍りしながら生還。中日・大野雄の連続イニング無失点を「45」で止める一打だった。
(セ・リーグ、阪神3-1中日、24回戦、阪神14勝10敗、29日、甲子園)1勝10敗と苦杯をなめた甲子園での今季ラストゲーム。1ゲーム差に迫る虎に2位の座を明け渡すことは避けたい一戦で、中日・大野雄がマウンドに上がった。
(パ・リーグ、西武5-13楽天、22回戦、西武12勝9敗1分、29日、メットライフ)首の皮一枚でクライマックスシリーズ(CS)進出の可能性を残す楽天は、2年目外野手の小郷がチームをもり立てた。
菅総理大臣はシンガポールのリー・シェンロン首相と電話で会談し、先月から新型コロナウイルス対策の入国制限措置を緩和させて往来を再開させたことを踏まえ、さらなる往来の活性化に向けて協力していく考えを伝えました。
太平洋戦争中の「徴用」をめぐる問題で、韓国の裁判所は、被告の三菱重工業の資産の売却に関する書類を、ホームページに公開する「公示送達」の手続きをとりました。書類は来月には三菱重工業に届いたとみなされます。
アメリカのことし7月から先月までのGDP=国内総生産の伸び率の速報値が発表され、年率に換算した実質で、前の3か月に比べてプラス33.1%と大幅に伸び、3期ぶりに改善しました。
井上科学技術担当大臣は29日、日本学術会議を初めて訪れ、梶田会長ら幹部と意見を交わしました。この中で、学術会議側が会員候補6人が任命されなかったことについて危惧を訴える一方、井上大臣は、会員の多様性を持たせるため協力して対応したいと伝えました。また、学術会議の梶田会長は29日、記者会見し、「会員候補6人が任命されなかったことが運営や活動の著しい制約になっている」として、菅総理大臣に対し引き続き理由を明らかにするとともに任命を求めていく考えを示しました。
大手電機メーカーのパナソニックは、アメリカの電気自動車メーカー、テスラからの要請を受けて、新型の電池の開発に着手したことを明らかにしました。
中国共産党の重要会議が29日閉会し、習近平国家主席の共産党トップとしての任期が再来年に迫る中、後継者につながる人事は示されず、習主席が再来年以降も党のトップにとどまり、長期政権となる可能性が強まりました。