新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、外務省は、イタリアに対する「感染症危険情報」のうち、北部のミラノのあるロンバルディア州について、渡航中止を勧告する「レベル3」に引き上げました。イタリアでは、すでに水の都ベネチアのあるベネト州とエミリアロマーニャ州の北部の2つの州について、不要不急の渡航をやめるよう呼びかける「レベル2」としています。また、外務省は韓国に対する「感染症危険情報」について、渡航中止を勧告する「レベル3」の対象地域を広げ、キョンサン北道(慶尚北道)ポンファ郡(奉化郡)を新たに加えました。外務省は、すでに渡航中止を勧告する「レベル3」に、南部のテグ(大邱)と、その周辺のキョンサン北道の3つの市と5つの郡を指定し、それ以外の韓国全土を不要不急の渡航をやめるよう呼びかける「レベル2」としています。
6日のニューヨーク株式市場は、新型コロナウイルスの感染拡大への懸念から、ダウ平均株価は前日に続いて、値下がりしました。今週は、乱高下を繰り返しましたが、終値で見ますと、先週末に比べて450ドル余り上昇して、今週の取り引きを終えています。
世界各国の議会で女性議員が占める割合を調べたところ、世界全体では、この25年でおよそ11%から25%近くに倍増したことが分かりました。日本も2.7%から9.9%に増えましたが、依然、1割に満たず、最低水準となっています。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で小中学校が休校となる中、石川県七尾市にあるスポーツクラブでは病院関係者が出勤できるよう、感染防止対策を徹底したうえで医師や看護師の子どもを預かる取り組みを始めました。
新型コロナウイルスのさらなる感染拡大に備え、「緊急事態宣言」を可能にする法案は、自民・公明両党が了承し、立憲民主党なども賛成する方向で来週、成立する見通しです。
6日のヨーロッパの株式市場は、新型コロナウイルスの感染者数が各地で一段と増えたことで株価が大幅に値下がりし、ロンドン市場では3年8か月ぶりの安値となりました。
3年前、埼玉県伊奈町で当時4歳の長女を低体温症で死亡させたとして30歳の父親と28歳の母親が逮捕された事件で、両親の携帯電話には長女が足をひきずって歩く様子を写した動画が残されていたことが捜査関係者への取材で分かりました。警察は日常的な虐待によって歩行が困難になったとみて調べています。
小学校などの臨時休校に伴い、学校給食に牛乳を供給している酪農家の収入が減ることから、政府は来週取りまとめる予定の第2弾の緊急対応策に、酪農家への支援としておよそ10億円を盛り込む方針を固めました。