トランプ米大統領は、就任当初よりFRBがリーマンショック以後、緩和していた金融政策を引き締めることを、激しく批判してきた。当初、単なる選挙対策のポピュリズムとみられていたが、9月中旬の短期金融市場の混乱を見る限りトランプの警戒感が正しかったことになる。恐慌的な信用危機のとば口に立っていたのだ。
10月8日、鉄道車両の自動運転にとって大きなニュースがあった。JRグループの自動運転採用だ。JR東日本は常磐線各駅停車で2020年度末を目標に自動運転を開始する。JR九州は未発表だが、西日本新聞が「今年度（2019年度）中に実用化の意向」と報じた。JRグループの採用で鉄道車両の自動運転が急速に普及すると思われる。
8月の毎月勤労統計調査（速報、従業員5人以上）では、物価変動の影響を除いた実質賃金が前年同月比0.6%減少した。実質賃金の減少は１月以降８カ月連続だ。どうやら、アベノミクスが描いた「経済好循環」は失速している。
米中貿易交渉については、これまで、米中の当事者双方がまるでゲームを楽しむかのように、展開がめまぐるしく変わってきた。したがって、これで米中貿易摩擦の問題が解決の方向へ向かうと楽観視するのは危険極まりない。
パラリンピックの競技の魅力をアニメで伝えるＮＨＫの「アニパラ」の上映会が23日、イラク北部のアルビルにある小児がんの子どもたちの支援施設で開かれ、パラアスリートを取り上げた短編のアニメ作品を通して子どもたちを励ましました。
イギリスがＥＵ＝ヨーロッパ連合との合意に基づいて今月末の期限までに離脱するのが困難な情勢になる中、ＥＵはイギリスの離脱延期の要請について早ければ今週中にも結論を出す見通しで対応が注目されます。
滋賀県の私立高校で、試験開始から25分が経過する前にトイレに行くと欠席扱いにするという校則が設けられていたことが分かり、学校側は廃止する方向で検討を始めました。滋賀県では、別の高校でも試験中にトイレに行くと点数を１割減点する規則が問題となり、学校側が生徒たちに謝罪しています。
日本と中国で見解が異なる「南京事件」に関する資料が登録されるなど、事業が政治利用されているとして日本政府が制度改革を求めているユネスコ＝国連教育科学文化機関の「世界の記憶」について、ユネスコは、制度改革に向けた議論を来年秋まで継続することを決めました。
各地に甚大な被害を及ぼした台風の影響で経営が悪化した企業への特別措置として、厚生労働省は雇用を維持するための助成金の支給要件を緩和しました。
今月、三重県南部で記録的な大雨になった際、災害情報を伝える県のサイトが、１時間余り閲覧できなくなっていたことが三重県への取材で分かりました。原因は委託先の事業者が行っていたサーバーのメンテナンスに伴う不具合だったということで、県は事業者に再発防止を申し入れました。
安倍総理大臣は、24日も「即位礼正殿の儀」に参列した各国の要人と会談し、午前中、韓国のイ・ナギョン（李洛淵）首相との会談に臨みます。イ首相は、ムン・ジェイン（文在寅）大統領の親書を手渡すとしていますが、関係改善のきっかけになるかは不透明な情勢です。
今シーズンかぎりで引退する巨人の阿部慎之助選手は23日の日本シリーズ第４戦が現役最後の試合となりました。
連合が令和２年の春闘で、最低賃金について時給１１００円以上を必須目標とし、勤続１７年（３５歳相当）に時給１７００円、月給２８万５００円を目指す昇給制度を要求する方針案をまとめたことが２３日、関係者への取材で分かった。金額や水準を具体的に示すのは初。目標金額を明記することで、ベースアップ（ベア）だけの要求の場合、雇用形態や企業規模により広がりがちな賃金格差の解消を進める狙い。
プロ野球の日本シリーズのＭＶＰ＝最高殊勲選手にはこのシリーズで効果的な３本のホームランを打ったソフトバンクのグラシアル選手が選ばれました。
サッカーのＡＣＬ＝アジアチャンピオンズリーグは準決勝の第２戦が行われ、Ｊ１の浦和レッズが中国の広州恒大に１対０で勝って２連勝として２大会ぶりの決勝進出を決めました。
非常に強い台風21号は24日、小笠原諸島にかなり接近する見込みで、記録的な暴風が吹くおそれがあり厳重な警戒が必要です。また、台風とは別の低気圧の影響で、西日本と東日本の各地でまとまった雨が降る見込みで、気象庁が警戒を呼びかけています。
小高真理が手掛ける「マラミュート」のモノづくりにフォーカスした展覧会「Knit Maker展」が、10月24日から11月5日までコンセプトショップ「ハウス＠ミキリハッシン」で開催される。
韓国のムン・ジェイン（文在寅）大統領の側近、チョ・グク前法相の一連の疑惑を巡り、韓国の連合ニュースはチョ氏の妻が業務上横領などの疑いで逮捕されたと伝えました。
楽天を冠スポンサーに迎えて初となる東京ファッションウィークでは、ストリートな若い感覚と進化した「古着」文化が目立つシーズンだった。
個人で設立した会社が東京国税局から２０１８年までの７年間で約１億２０００万円の申告漏れを指摘されていたお笑いコンビ、チュートリアルの徳井義実（４４）が２３日午後１１時から大阪市中央区の吉本興業本社で会見。「私のだらしなさ、怠慢によりまして、しっかりと納税をできず、ちゃんと税金を納めている方に多大なるご迷惑をおかけしました」と謝罪した。
