日本版「静かなジェンダー革命」が進行しているという。『21世紀の女性と仕事』を書いた日本女子大学人間…
米中貿易摩擦がくすぶり続ける中で、トランプ米政権は中国の知的財産権侵害に対抗する貿易制裁の対象品目の最終案を6月15日までに公表する方針を決めた。中国から輸入する総額500億ドル(約5兆4500億円)の製品に25%の関税を課すもようだ。
米朝首脳会談の行方は予断を許さない。トランプ米大統領が「会談中止」を表明したことで主導権を握った米側は、「交渉はしない」との選択肢を保持つつ調整を進めている。開催にこぎつけても会談中に決裂の可能性もある。2003年末のリビアの核開発計画放棄をめぐる最終協議では、終盤で米側が席を立ち、リビアが交渉に応じて合意に至った経緯もあった。訪米した金英哲(キム・ヨンチョル)朝鮮労働党副委員長と協議したポンペオ米国務長官は「大きな進展があった」と述べたが、駆け引きと腹の探り合いが続いている。
カナダ西部ウィスラーで開かれた日米欧の先進7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議は2日午前(日本時間3日未明)、最終日の討議を終えて閉幕した。保護主義的な政策を推し進める米国と他国との対立は解けず、貿易戦争回避に向けた政策協調は8日からのG7首脳会議(サミット)に持ち越された。米利上げに伴う新興国の通貨安問題では、連携して対応する方針で一致した。