“日の丸PC”の灯がまた一つ消えるのだろうか。先週水曜日の深夜から翌朝にかけて、富士通が国内2位を誇るPC事業を中国のレノボと統合するとの報道が相次いだ。当の富士通は「本件を含めて、様々な可能性を検討しております」と半ば肯定のコメントをしたのだ。
長生きすることが幸せと同時に「リスク」にもなってきた今の時代。せっかくの長寿を、おカネに苦労せず乗り切るためのワザを紹介。「トンチン年金」を知っていますか? 長生きすればするほど得をする新しい保険商品が出た!
安倍政権が繰り返し打ち出す「働き方改革」で注目が集まっているのが、配偶者控除の廃止問題だ。政府の税制調査会は今年11月にも叩き台となる案を取りまとめる方針で、早ければ来年から廃止に向けた法改正などが行われる可能性がある。
近年、池袋駅北口に出現した「池袋チャイナタウン」は、中国料理店や食材店だけでなく、危険ドラッグの販売店などもあることから、物議をかもしている。しかし、こうした「新しいタイプのチャイナタウン」は、東京だけでなく、世界中に増えているのだ。「新華僑」によって形成されてきたチャイナタウンを「新・中華街」と呼び、その実態を世界中に訪ね歩く。
男と女は見ている世界が違う。女にとって「いい男」と、男が思う「いい男」は違うのだ。たとえば、男の世界で“美しい”とされていることが、極めて野暮ったかったり、男の世界でコンプレックスの種になるようなものを、女は逆に愛おしく思っていたり……。いったい女たちは男のどこを見ているのか?
グーグル、テトリス、スマイリー
1. グーグル
検索システム「グーグル」の創設者の一人はセルゲイ・ブリン=AP
世界で最も人気のある検索システム「グーグル」の創設者の一人はセルゲイ・ブリン氏。ロシア人である。1973年にモスクワで生まれ、1979年に両親とともにソ連からアメリカに移民した。アメリカに移民した後、父のミハイルさんが教授として働いていたメリーランド大学で学士号を取得し、スタンフォード大学を卒業した。
ブリン氏が両親の長所を受け継いだことは明らかだ。ソ連では、母のエヴゲニヤさんはエンジニア、ミハイルさんはエリートが集まるソ連国家計画委員会付属経済学研究所で経済学者として働いていた。だがミハイルさんは自己実現できていないと感じ、数学に専念したいと夢見ていた。アメリカで夢をかなえることができた。
2. テトリス
テトリス=Getty Images
テトリスはアレクセイ・パジトノフ氏が1984年に発明した。当時、ソ連科学アカデミー電算センターで働き、人工知能や音声認識を担当していた。テトリスはすぐにモスクワで人気となり、外国人ビジネスマンの関心を引
ソ連崩壊前夜の経済と比較しつつ
現代ロシアの経済状況はペレストロイカの前夜におけるソ連の状態に似ている。つまり、1980年代の終わりごろ、ミハイル・ゴルバチョフの改革の時代に。「ニュー・ペレストロイカ」と題した論文で、ロシアの大手投資銀行「ルネサンス・キャピタル」のチーフエコノミストであるチャールズ・ロバートソン氏がこうした見立てを示した。氏によると、今後数年間のロシアのGDP成長率は1―1.5%となる見込みで、これは1978-90年におけるソ連の平均年間成長率と同程度である。
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