阪神・矢野燿大監督はヤクルトに5-9で敗れた試合後、打線の奮起を求めた。相手先発の原に11安打を浴びせ、5点を奪ったが、完投された。「完投させたらアカンわな。序盤で、ラッキーはあったにしても2点取って。完投させるっていうのは良くないよね」 一回は4番の大山、スタメン復帰のナバーロにタイムリーが出たが、打線の状態には慎重な構え。「まだそこまで上がっているという感じまでは来てないと思うし。まあ(大山の安打は)アレ1本だけやったっけ? ねえ。それでは上がったとは言えない、うん」 3試合連続で7失点KOのガルシアについては「いやもう…3回目やからね。抹消するし、今のまま投げてもね、まあ良いもの出そうな感じがね、なかなかないんで」と2軍落ちを明言。オープン戦の最後から状態が上がらないことを感じていたことを明かした上で「アイツのためにも1回抹消して。ここ(1軍)にいるとどうしても結果とか、アイツもすごい真面目やから、責任ももちろん感じているし。1回ちょっとリフレッシュさせて。まああの、結果ばかり求めるというよりも、いろんなものにトライするような時間にして。また帰ってきてくれたらいいなと」と復活を願っていた。