ヤマトホールディングスは31日、2019年3月期の連結業績予想を上方修正、営業利益が従来予想の8%増となる660億円になる見通しだと発表した。単価引き上げが期初の想定を超える水準で進み、利益を押し上げる。売上高は従来予想を50億円を上回る1兆6200億円、最終利益も10億円引き上げて370億円となる見通しだ。同日発表した18年9月中間連結決算は、最終損益が前年同期の120億円の赤字から99億円の黒字に転換した。引っ越しなどの事業は子会社のヤマトホームコンビニエンスで発覚した過大請求問題の影響で赤字だったが、宅配事業で補った。