「『火葬場で働く僕の日常』は一般の方もそうですが、実は葬祭業やお坊さん界隈にも人気があるそうです。葬祭に関係する人達も、火葬場の事はやはりよく分からないという事で、恐れ多いですが“勉強の為に”読んでいただけていると教えてくださるお坊さんもおられました」こう語るのは、元火葬場・葬儀屋職員の下駄華緒さんだ。これまでに1万人のご遺体を見送ってきた下駄さんは自身の壮絶な体験をYouTubeチャンネル「火葬場奇談」で発表、その内容は『最期の火を灯す者 火葬場で働く僕の日常』(原案:下駄華緒/漫画:蓮古田二郎)として漫画化もされ、重版を重ねるヒット作となっている。