2度にわたる蒙古襲来で、1度目の文永の役では、一騎討ちで立ち向かう日本の武士たちを、蒙古軍が集団騎馬戦術と新兵器の「てつはう」でさんざんに打ち破ったといわれています。博多市街も焼かれ九州は陥落寸前となるも、なぜか蒙古軍はその夜、全軍が撤退して船に兵を引き揚げ、そこへ暴風雨が直撃して壊滅し、日本は救われた――歴史の教科書にも書かれているストーリーは、「神国思想」が生まれるきっかけともなりました。しかし、なぜ蒙古軍が一夜にして撤退したのかは、じつはいまだに謎のままなのです。映画『アルキメデスの大戦』で製図監修を依頼され、戦艦大和などの設計図をすべて描いた播田安弘氏は蒙古軍船の性能を緻密に検証し、CG上で再現。文永の役の意外な真実に迫りました!!
人気のPS4ゲーム「Ghost of Tsushima」の、新しいかたちが見えてきます。