ロシアの政府系ガス会社ガスプロムがドイツ向けの主要なパイプラインによる天然ガスの供給を8月末から長期間、停止させるのではないかとの懸念から、ヨーロッパ市場で高騰してきた天然ガスの先物価格が26日、一段と上昇し、過去最高値となりました。
コロナ禍が本格化してから2年目の就活となった、2022年3月卒の大学別の就職状況がまとまった。大学通信が…
語ることのできないものについては、沈黙しなければならない―― この神秘的な言葉で、多くの哲学好きを魅了した『論理哲学論考』。しかし、われわれは、その真に意味するところを理解できているのか? 20世紀以降の哲学に衝撃を与えたウィトゲンシュタイン。そんな彼の思想は哲学に何をもたらしたのか? そんな疑問に答えてくれるのが、『ウィトゲンシュタインと言語の限界』だ。 フランスで初めてウィトゲンシュタインについて論じた希代の哲学史家ピエール・アドが、言語批判や言語ゲームといったウィトゲンシュタイン哲学の核心、そして「言語の限界」の内実に迫った部分を特別に抜粋してお届けする。 (※本稿はピエール・アド『ウィトゲンシュタインと言語の限界』を一部再編集の上、紹介しています)
『荘子』が2000年以上も読み継がれるのは、どんな時代にも普遍の「真理」があるから――。20世紀前半の世界的文学者にして思想家・魯迅もまた、『荘子』を読み、現実をどう生きるべきか考えた一人でした。中島隆博さんの新刊『荘子の哲学』から、この書物の魅力を抜粋します。
その歴史は古く(縄文時代から!?)、寿司、天ぷらと並ぶ代表的な日本料理、蕎麦(ソバ)。健康食としても大人気で、日本が誇る伝統食の1つだ。しかし、意外にもその文化的、歴史的側面はあまり知られていない。なんとソバ文化は日本だけのものではなかったのだ……。 植物であり、作物でもあるソバの魅力を、世界各地の食文化、日本における歴史、そして健康食としてのパワーを通して語った1冊『そば学大全』より、ソバ研究に情熱を傾けた一人の研究者の想い、そしてソバの魅力に迫る! 暑さが厳しい昨今、冷たくて喉ごしのよい「そば」を食べるという人も多いだろう。しかし、私たちが頭に思い浮かべる「そば」が現在の食べ方に落ち着いたのは、実はそう昔ではない。江戸時代なのだった! 「そば切り」の調理法、「二八そば」の由来や歴史、そして江戸っ子が正しいと信じて疑わない食べ方などなど「そば」にまつわる雑学をあれこれお届けする。 (※本稿は俣野敏子『そば学大全』を一部再編集の上、紹介しています)
台湾は生き残りをかけソーシャル・イノベーションによって圧倒的なスピードで変化している。2019年の同性婚法制化前後の台湾の様子について、性的マイノリティーで台湾に滞在経験のある大原扁理さんと、『「オードリー・タン」の誕生 だれも取り残さない台湾の天才IT相』の著者で児童文学作家の石崎洋司さんが対談
カメラが人間の目を外部化したものであるように、そもそもメディアとは、人間がもっている能力の一部を身体の外に取りだし、その能力を増幅するものである。一方、写真や映画などの「画像的メディア」と、言葉や文字などの「言語的メディア」には大きな違いがある。今回はその違いについて、『現代メディア哲学――複製技術論からヴァーチャルリアリティへ』から抜粋する。
SNSでカジュアルに取り引きされる精子。優秀な遺伝子ほど高値がつくという。決して安全とは言い難いが、購入を望む女性は後を絶たない。無法地帯ではびこる精子提供はどのように行われるのか。
決して安全とは言い難いが、SNSで精子の購入を望む女性は後を絶たない。無法地帯ではびこる精子提供はどのように行われるのか。前編記事『優秀な精子ほど高値が…30歳女性がSNSで1万円の精子を買ってから、出産するまでの「一部始終」』に引き続き紹介する。
大人になるとは、成長とは、何者かになるとは、依存とは、そして幸せとは……人生を楽しむためのヒントが見つかる1冊『人生ってなんだ』から特別掲載!
フリーランスは実は定年後の現実的な働き方である。70代前半ではフリーランスの人は約2割で、最も多い働き方になる。
優の黒島結菜(25)がヒロインを演じるNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」が賛否両論ともに、にぎわしい事態になっている。脚本の完成度など批判的な声が多い一方で、根強いファンも確かに存在。そんな中、「人気」の原動力になっているキャストがいる。
いま注目を集めている「定型表現」とその学習法。「言語使用の正確性が上がる」という利点について詳しく説明する。
【前編】「10月から「医療費の自己負担」がマシマシに…今こそ知りたい「お金が戻ってくる」スゴい制度」の記事では、10月から高齢者の医療費負担が上がることをお伝えしました。以下では、そのほかの医療費の負担増と、それを乗り切るためのさらなる制度の活用法をお伝えしましょう。
物価高が続く中、食料品や電気代など生活に不可欠なものが値上がりし、そのいっぽうで年金の支給額が2年連続で下がり、高齢者には厳しい状況となっています。そんな高齢者の家計に追い打ちをかけるように、この10月からは、一定の所得がある75歳以上の高齢者は医療費の自己負担額が上がります。
成城大学在学中からグラビアヒロインとして活躍する志田音々。最新デジタル写真集『卒業旅行』には、大学卒業を前のひとときが収められている。
8月中旬、「コロナ騒動に辟易する人々」vs.「医療従事者&支持者」のバトルが、主にツイッター上で勃発した。中には「炎上」と表現されるものもあったが、「辟易する人」で代表的なのが芸人・ブラックマヨネーズ吉田敬氏と漫画家・倉田真由美氏だ…
8月24日、ロシアがウクライナに軍事侵攻してから半年が経った。現在の戦況からも膠着化・長期化は不可避である。
アジアチャンピョンズリーグ準決勝、浦和レッズvs全北現代(韓国)で酒井宏樹が闘志を見せ、レッズは決勝へと進んだ。ケガから復帰し、ACLの決勝、日本代表戦の両方で活躍が期待される酒井の「こだわり」に迫る。