ロシアのプーチン政権は旧ソビエトがナチス・ドイツに勝利した「戦勝記念日」に当たる5月9日に向けてウクライナ東部2州の完全掌握などをねらい攻撃を続けています。しかしウクライナ国内の親ロシア派が当日の戦勝パレードの実施を見送るなどの動きも伝えられていて、ウクライナ側の抵抗を前にロシア軍が苦戦を強いられている状況が表面化し始めています。
ロシアによるウクライナ侵攻の激化に伴って急上昇したエネルギー価格。代表的な原油先物価格は、3月上旬に一時1バレル=130ドルを突破したが、足元の相場は100ドル前後で落ち着きを取り戻しつつあるようにも見える。相場の現状や見通し、そして脱炭素や原発回帰の動きについて、日本エネルギー経済研究所の小山堅・専務理事に話を聞いた。
多くの国々が中央銀行デジタル通貨の研究を進める中、これに付利をすべきかどうかが議論されているが、当局や中央銀行の見解は、付利をしない方向が大勢である。元日銀局長の山岡浩巳氏が解説する。
ロシア軍の超旧式「ドンバス総攻撃」の大号令が掛かって以降、米国のジョー・バイデン大統領は4月22日、8億ドル相当の軍事支援を発表。支援の中身として「新型ドローン121機」が含まれています。これがウクライナ側の要請もあって急遽準備した最新型ドローン「フェニックス・ゴースト」と言われています。この兵器はいったいどういうものなのでしょうか。
ウクライナに全面侵攻中のロシアのプーチン政権が、日本の対ロ制裁への報復として3月21日、平和条約交渉の中断を外務省声明として、一方的に発表した。ロシアの反応は予想通りだが、日本メディアの報道内容には驚いた。ほとんどの記事が「北方領土問題を含む平和条約交渉」と、言葉を付け加えて報じていたからだ
5月10日に就任する、尹錫悦次期大統領が、選挙運動期間中に提示した代表的な公約の一つは「女性家族部の廃止」である。この公約は、特に20~30代男性有権者からの熱い支持を得た。一般の世論調査でも、成人10人中6人が同意しており、廃止論は優勢だ。だが、女性家族部の廃止は実際に可能なのか。
ウクライナ国防諮問委員会――。いま米国が中心になって、ロシアに対して積極的に立ち向かう国家間の集まりができつつある。世界約40カ国が集った、ある意味での「新たな同盟」と呼ぶことさえできる。
キーウ(キエフ)を陥落できずウクライナ東・南部に戦線を集中したウラジーミル・プーチン露大統領。当初予定していた5月9日の対独戦勝記念日の「勝利宣言」をあきらめ、「特別軍事作戦」を「戦争」に引き上げる可能性が出てきた。夏ごろにウクライナにとどめを刺すためだ。
円はどこまで下がるだろうか。これを考える上では、ドル/円だけではなく、全通貨に対する実質実効為替レートを考える必要がある。
神奈川県箱根町のポーラ美術館が、2020年に香港で開かれたサザビーズのオークションでドイツの現代美術家…
JAで、共済(保険)商品の不正販売が横行していることが分かった。JAの職員が、顧客に不利益となるのを知りながら、あえて契約の切り替えを勧めているのだ。職員は「実態はかんぽの不正販売とまったく同じだ」と打ち明ける。JAでいま、何が起きているのか。
これまで「遺伝子とはタンパク質を規定するDNA上の塩基配列」というドグマを揺るがすような発見や、遺伝子を定義することの難しさを、中屋敷 均 氏による一連の記事でご紹介してきました。今回は、近年、ヒトの疾患との関連など、とくに高等真核生物における複雑な生命現象で重要な役割を担うことから注目を浴びているmiRNA(マイクロRNA)をとりあげます。最終的な大きさがわずか20から25塩基長の小さなRNAが、どのように発見され、その機能が解明されていたったのかを見てみたいと思います。
カタールワールドカップに向けて、サッカー日本代表の選考が近づいてきた。はたして、今回のメンバー発表には「サプライズ」はあるのだろうか? さまざまな角度から、サプライズになりそうな人選を検討してみよう。