2018年に劇場公開され、動員数20万人を超える大ヒットを記録したドキュメンタリー映画『ぼけますから、よろしくお願いします。』。85歳で認知症を発症した母親と93歳の耳の遠い父親の老老介護の日々を一人娘である信友直子監督が丁寧に記録し続けた映像を、多くの人たちが自分たちのことのように、あるいは家族の一員となったような気持ちで見守った。『ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり お母さん~』はその『ぼけますから、よろしくお願いします。』のまさに続編。信友家のあれからが映し出される。
米国の中央銀行である連邦準備制度理事会(FRB)は、3月15日から2日間にわたって開催された連邦公開市場委員会で、政策金利を0.25%引き上げて年0.25~0.50%とすることを決定した。他方、ECBは利上げに関してはAPP終了後にしばらく時間を置いてから実施するとともに、追加利上げも段階的に行うという方針を明らかにした。利上げに関するECBとFRBのスタンスの違いが鮮明となった形だ。
幸い死者数はさほど増加しておらず、中国のゼロコロナ政策は成功している、という当局の姿勢に変化はないが、経済、生活に対する悪影響は深刻で、一体いつまでこうしたゼロコロナ式都市封鎖を続けていくのか、という恨み節がそろそろ隠せなくなっている。