自民党の麻生副総裁と連合の芳野会長が16日夜、会談し、雇用情勢や賃上げの動向などをめぐって意見を交わしたものとみられます。
NHKが各地の放送局を通じてまとめたところ、この地震で午前4時までに、1人が死亡し、少なくとも合わせて88人がけがをしているということです。このうち宮城県と福島県では、各地の消防などに取材したところ、午前2時半の時点で、少なくとも宮城県で44人、福島県で29人がけがをして病院で手当てを受けています。このほか岩手県で3人、秋田県で1人、山形県で3人、関東甲信越で8人がけがをしています。
厚生労働省によりますと、午前2時現在、宮城県や福島県で地震の影響による断水や漏水の報告が寄せられているということです。
ヨーロッパの国際機関、ヨーロッパ評議会は16日、加盟国の閣僚からなる委員会を臨時に開いて、ロシアを除名することを決め、決定は即日発効しました。
震度5強を観測した宮城県白石市で午後11時半ごろに撮影された映像です。部屋のテレビや机などが大きく左右に揺れて棚からは本などが落ち、撮影からおよそ10秒後には停電して部屋が真っ暗になっています。撮影した男性は「東日本大震災を思い出す揺れで 恐怖を感じました。地震から2時間半がたってもまだ停電が続いています。水道の水は出るものの茶色く濁っています」と話していました。
震度6強の揺れを観測した福島県相馬市によりますと、今回の地震で市内に住む1人の死亡が確認されたということです。
アメリカの中央銀行にあたるFRB＝連邦準備制度理事会は、16日まで開いた会合で、記録的なインフレを抑え込むため、政策金利を0.25％引き上げることを決めました。コロナ禍で2年間続けてきたゼロ金利政策を解除し、金融の引き締めへと転換することになります。
16日夜11時36分ごろ、宮城県と福島県で震度6強の揺れを観測する地震がありました。この地震で気象庁は、宮城県と福島県の沿岸に津波注意報を発表しています。被害状況などを随時お伝えします。
みずほ銀行によりますと、午前0時ごろから今回の地震に伴う停電の影響で関東地方を中心に一部のATM＝現金自動預け払い機が休止しているということです。
各自治体によりますと、午前2時現在、避難指示が出ているのは以下の市と町です。
震度6弱の揺れを観測した福島市の飲食店街にあるビルの2階にある店では、10秒ほど体が横に揺さぶられる揺れがあったあと、さらに踏ん張って立っているのが難しいほどの強い縦揺れが20秒ほど続きました。地震の揺れで、店内に飾ってあったワイングラスやカウンターに置いてあった瓶が床に落ちて粉々に割れました。
宮城県と福島県で震度6強の揺れを観測した地震について、気象庁の中村雅基地震火山技術・調査課長は、午前1時半すぎから記者会見を開きました。
気象庁によりますと、仙台港で午前1時46分に最大で20センチの津波を観測したほか、午前1時41分に石巻市鮎川で最大で10センチの津波を観測しました。また、気象庁によりますと、石巻港で午前2時14分に最大で30センチの津波を観測しました。
各地の消防などによりますと、昨夜の地震で、関東甲信越では、これまでに合わせて4人がけがをしました。
気象庁によりますと、石巻港で午前2時14分に最大で30センチの津波を観測しました。
東京電力によりますと、17日午前0時すぎ、福島第一原子力発電所2号機で使用済み核燃料プールにつながるタンクの水位が一時、低下したということです。このため、タンクの水位が下がらないよう弁を閉める措置をとり、水位の低下は止まりましたが、同時に、プールに循環させる冷却のための水が送れなくなっているということです。東京電力はタンクに水漏れなどの異常がないことを確認したうえで復旧作業を行うことにしています。
東京電力によりますと、震度6弱の揺れを観測した福島県楢葉町と富岡町にまたがる福島第二原子力発電所では、1号機と3号機の使用済み核燃料プールで、冷却のための水を循環させるポンプが停止しましたが、午前1時43分までにいずれも復旧したということです。
午後11時半ごろ、仙台市にあるマンションの12階の部屋で撮影された地震発生時の映像です大きな揺れが30秒ほど続き、台所にある食器や調味料の容器などが倒れ床には本や資料が散乱していました。撮影した男性は、「1回目の直後に起きた2回目の揺れが強く、ものが次々と倒れて怖かったです」と話していました。
気象庁によりますと、今回の地震で宮城県と福島県の各地で津波を観測しています。
JR東日本によりますと、上越新幹線は地震の影響で運転を見合わせていましたが、17日午前1時24分ごろ上下線ともに運転を再開したということです。また、北陸新幹線も午前1時35分ごろ上下線ともに運転を再開したということです。ただいずれも列車の運行に遅れが出ているということです。
岸田総理大臣は午前2時前、総理大臣官邸を出る際、記者団に対し「原子力発電所の異常は確認されていない。東北新幹線が白石蔵王駅と福島駅の間で脱線しているが、乗客にけが人はないとのことだ」と述べました。また「大規模な停電が発生しているが、東京電力管内については1時間以内におおむね解消される見込みだ。帰宅困難者が発生しないよう、交通機関に協力を要請している」と述べました。そのうえで「国民の皆様には、引き続き、地震の情報に十分に注意していただき、海岸に近づかず、身を守るための行動をとっていただくようお願いする」と述べました。
JR東日本秋田支社によりますと、17日午前1時20分現在、秋田新幹線と奥羽本線で合わせて3本の列車が途中駅などで停車したままになっていますが、乗客はすべてタクシーに乗り換えたということです。
地震時の注意点をまとめました。
気象庁によりますと、宮城県の石巻港では午前1時5分に20センチの津波を観測し、さらに水位が上昇しています。また、福島県の相馬港で午前0時29分に、いわき市小名浜港で午前0時36分に、いずれも数センチ程度の微弱な津波を観測しました。場所によっては、観測された高さよりさらに大きな津波が到達している可能性があります。津波注意報が出ている沿岸では、引き続き海岸や川の河口付近から離れ、近づかないで下さい。様子を見に行かないで下さい。
東北電力によりますと、地震のあと、火力発電所の発電機3機が運転を停止したということです。具体的には、▼福島県南相馬市にある原町火力発電所の1号機と、▼仙台市宮城野区にある新仙台火力発電所3号系列の1号機と2号機で、運転を停止しているということです。
