山形市の老舗百貨店「大沼」の自己破産申請に伴い全従業員が解雇されたことを受け、山形県の吉村美栄子知事は4日の記者会見で、再就職について相談できる窓口を県、山形市、山形労働局などで6日にも設置することを明らかにした。
新型コロナウイルスに感染し症状が出た患者について、厚生労働省は、37度5分以上の熱が24時間なく、呼吸器症状が改善傾向であれば一定の時間を置いて2回検査し、いずれもウイルスが確認されなければ、退院を認めるとする基準を定め、全国の自治体に通知しました。
子供たちに読み聞かせや読書の楽しさを伝えるNHK・Eテレの「おはなしのくに」(月曜・午前9時)が、まもなく放送開始30年を迎える。児童書の種類や価値観が多様化し、昔話になじみが薄くなった子供たちにもその魅力、面白さを伝えてきた。今年度は日本の昔話を重点的に放送してきたが、2月からはアンデルセン童話とグリム童話を3本続けて放送する。
タイでは中国への渡航歴のないタクシー運転手が、新型のコロナウイルスに感染した事例が確認されたことを受けて、タイ保健省は4日、首都バンコクの空港でタクシー運転手たちを対象に感染予防を指導しました。
シャープは4日、令和2年3月期連結業績予想を下方修正し、売上高を従来より2千億円少ない2兆4500億円に引き下げた。米中貿易摩擦の影響が長引き、半導体などの需要回復が見込みよりも遅れていることを反映した。元年10月の消費税増税で国内のテレビ販売が苦戦したことも響いた。
日韓両国の外務省の局長協議が6日行われ、日本側は「徴用」をめぐる問題で、韓国が国際法違反の状態を是正するよう改めて求めるほか、新型コロナウイルスへの対応に関しても意見を交わす見通しです。
赤羽一嘉国土交通相は4日、東京五輪・パラリンピック期間中の渋滞対策として、首都高速道路の料金を時間帯によって変動させる「ロードプライシング」の導入を許可した。首都高は選手らが移動で利用する。競技に影響する時間帯の午前6時~午後10時はマイカーの通行料金に1000円を上乗せする一方、午前0~4時は半額にする。
新型コロナウイルスに感染した香港の男性(80)が乗っていたクルーズ船の乗客乗員について、厚生労働省は全員のウイルス検査を見送った。中国湖北省から政府派遣のチャーター機で帰国した人とは異なる対応で、無症状の感染者を見逃すリスクがあるが、専門家は「まだ検査態勢に限度があり、現実的な判断だ」としている。
茂木外務大臣は記者会見で、中国の湖北省から希望者を帰国させるチャーター機の第4便について、「今週半ば以降のできるだけ早いタイミングで派遣し、可能な限り多くの日本人が帰国できるよう調整している」と述べ、5日以降の早い時期に第4便を派遣したいという考えを示しました。
アメリカ大統領選挙で政権奪還を目指す野党・民主党は中西部アイオワ州で候補者選びの初戦となる党員集会を開きましたが、集計をめぐるトラブルで結果が一向に判明しない異例の事態となりました。民主党は手作業で確認を進めて現地時間の4日中に発表する見通しだとしていますが、出だしからつまずく形になりました。
人材派遣大手パソナグループは4日、生涯現役で活躍を目指す定年退職後のシニア人材を雇用する「エルダーシャイン制度」の第2期の募集説明会を東京・大手町の本社で開いた。第2期の募集人数は第1期から倍増の160人で、グループ内だった就業先も派遣や業務委託の形で社外にまで拡大。説明会には約200人のシニア人材が参加し、積極的な高齢者活用の動きへの関心の高さを示した。
中国で新型のコロナウイルスの感染拡大が続く中、日本ではマスクなどを送る支援の輪が広がっていて、中国では感謝の声が相次いでいます。
新型コロナウイスルの感染拡大を受けて、愛媛県内の旅行会社では、東京や大阪方面を中心に国内旅行の予約にキャンセルが出始めていて、旅行会社では「人混みを避ける傾向が消費者の間に広がっている」と分析しています。
JR京浜東北線の人身事故の影響で運転を見合わせていたJR東海道線とJR横須賀線は午後7時までに運転を再開しました。JR京浜東北線は、全線で運転見合わせが続いています。
「GAFA(ガーファ)」と呼ばれる米巨大IT企業4社の時価総額が日本株全体の時価総額に迫ってきた。3日時点でGAFAの時価総額は約3・9兆ドル(約430兆円)。これに対し、東京証券取引所1部上場企業全体は約629兆円。GAFA4社だけで、日本株の約7割を占める。米国株は過去最高水準にあり、逆転の可能性も出てきそうだ。
【北京=三塚聖平、香港=藤本欣也】中国国家衛生健康委員会は4日、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染者が、中国本土で2万438人、うち死者は425人に上ったと発表した。感染者は前日から3235人増えた。1日当たりの感染者の増加数が3千人を超えるのは初めて。感染が疑われる事例も2万3千人を超えており、感染拡大に歯止めがかかっていないことが鮮明となった。