米国とイランの対立が金融市場を「ジェットコースター」のように揺さぶっている。中東情勢の緊張が高まるたびに、投資マネーが株式などリスクの高い資産から、金や日本円、債券など相対的に安全とされる資産へと移動。大きなお金の流れが動きが発生する中で、特に金が逃げ場として選ばれており、ひときわ強い輝きを放ち始めた。
よしい・けいいち 中央大卒。1990年大和ハウス工業入社。海外事業部長、専務執行役員などを経て、2017年11月から現職。大阪府出身。
厚生労働省が8日発表した2019年11月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上の事業所)によると、基本給や残業代を合わせた1人当たりの現金給与総額(名目賃金)は28万4652円で、前年同月に比べ0.2%減った。減少は3カ月ぶり。物価の影響を加味した実質賃金は0.9%減で名目、実質ともにマイナスとなった。