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事業の多角化が進む自社の姿をどう定義するか――。カメラや写真フィルムに加え、医療機器やビジネスソリューション、化粧品など多領域に事業展開する企業へと転換した富士フイルム。業態が大きく変わる中、同社は改めて自社の存在意義や“向かう先”を明確にすべく、グループのパーパスを策定した。その策定をリードしたのは、初代チェキをはじめ、数々の同社製品をデザインした堀切和久氏であった。現在、富士フイルムホールディングス デザイン戦略室長 ブランドマネジメント管掌、富士フイルム 執行役員 デザインセンター長を務める堀切氏に、パーパス策定のプロセスについて振り返ってもらった。