イランの国営テレビは1日、シリアの首都ダマスカスにあるイランの領事館がイスラエルによるミサイル攻撃を受けたと伝えました。この攻撃によって、イランの軍事精鋭部隊・革命防衛隊の中で、国外での特殊任務にあたる「コッズ部隊」の司令官の1人とその副官が殺害された、としています。また、シリア国内の情報を集めているシリア人権監視団は、この攻撃でこれまでに6人が死亡したとしています。シリアでは去年12月からイランの革命防衛隊の隊員がイスラエルによるとみられる攻撃で相次いで殺害されていますが、イランの在外公館が攻撃を受けるのは異例で、イランは激しく反発するものとみられます。一方、この攻撃について、イスラエルは今のところ一切コメントしていません。
