日本弁護士連合会(日弁連)は、10月19日、東京弁護士会から「業務停止6月」という処分を受け、それを不服として処分取り消しを求めて日弁連に審査請求していた弁護士法人ベリーベスト法律事務所の元代表である酒井将(44)、浅野健太郎(45)両弁護士に対し、「業務停止3月」と処分を減じる裁決を下した。この審査請求は、弁護士界という閉じられた世界の争いながら、弁護士と司法書士など他士業連携の是非、司法制度改革によって弁護士多産時代となったことによる新旧対立など、様々な問題を含んでおり、マスメディアの注目を集めていた。