11月14日に逝去された火野正平さん。江戸の町を駆ける時代劇から自転車で全国を旅する番組まで多くの作品で愛され、昭和を代表するモテ男としても知られていた。そんな火野さんを追悼し、『必殺シリーズ異聞 27人の回想録』でロングインタビューを行ったライターの高鳥都氏が「俳優・火野正平」の代表作を解説する。
いまから20年前の2004年11月30日、この日をもって、プロ野球の球団「大阪近鉄バファローズ」(以下:近鉄バファローズ)が消滅した。
今から20年前、2004年に巻き起こったプロ野球の「球界再編騒動」を、覚えている方も多いだろう。「2リーグ制・12球団」体制を、2球団減の「1リーグ制・10球団」に変えるという構想への反発は激しく、日本プロ野球選手会・古田敦也会長(ヤクルトスワローズ)のもとで、日本プロ野球で唯一のストライキ(試合拒否)が行われたことは、いまも記憶に新しい。
芸能界で活躍する人々は、それぞれがウリにする個性を持っている。そんな世界において、唯一無二のキャラクターで一世を風靡したタレントがいる。2005年に「ミスマガジン」のオーディションで「つんく♂賞」を受賞しデビューを飾り、メガネキャラで大ブレイクした時東ぁみだ。
ルッキズムに関する社会の意識は、ここ数年で大きく変化している。見た目を一つの武器として勝負する芸能人も、変化への順応を求められて来た。そんな中、メガネキャラで一世を風靡した時東ぁみが、来年で「メガネっ娘アイドル」歴20年を迎える。