私たちの細胞を包んでいる細胞膜は「リン脂質」という分子が2層にぎっしりと並んでできた袋です。最近の研究で、そのリン脂質の膜には、さらに驚くべき性質が秘められているとわかりました。もしかしたら、その性質があったからこそ、生命は誕生したのかもしれません。そして研究に使われた手作りの装置は、約40億年前に始まった「化学進化」の舞台を再現している可能性もあります。一方で、その装置は将来、生物に似たロボットやAI(人工知能)をつくるのにも役立てられそうなのです。
浄土真宗の僧侶にして宗教学者の釈徹宗氏。批評家・随筆家にしてキリスト者の若松英輔氏。「信仰」に造詣の深い、当代きっての論客二人が、「宗教の本質」について、書簡を交わす本連載。9回目に当たる今回は、釈氏が「読む」ことの宗教性に思索をめぐらせます。
「来るもの拒まず去るもの追わず」で知られる二階派(志帥会)で、異例の事態が起きている。その元凶となっているのが片山さつき氏だ。二階氏がここまでイラついているのは、片山氏が「裏切り」とも取れる行動を重ねてきたからだ。
『鎌倉殿の13人』の北条義時、『ミステリと言う勿れ』の久能整、『カムカムエヴリバディ』の大月錠一郎…。今期のドラマには、「目ヂカラが弱い男性キャラ」が何人も登場している。彼らが示すところは、一体どこなのだろうか?
プーチンの戦争に加担することへの見返りとして、ロシアもいざとなるときに中国の台湾併合戦争を支援してくれることを習主席がひそかに期待しているのかもしれない。そして、「悪の枢軸国」なった中露を前にして欧米が結局ウクライナを守ることができないのと同様、ロシアからの支援を得て中国が台湾侵攻に踏み切った時、欧米もなす術はないのではないかと習政権が踏んでいるのかもしれない。いずれにせよ、プーチンによるウクライナ戦争の発動によって、台湾有事の危険性がさらに高まってきていることは確実。日本を含む自由世界は大いに警戒しなければならないのである。
鳴りを潜めていたはずのトランプ前大統領が存在感を増している。
ウクライナ侵攻に踏み切り、国営テレビを通じてロシア国民向けに「ウクライナ政府によって虐げられた人々を保護するため、『特別な軍事作戦』を実施することを決定した」と演説し、正当性を訴えたプーチン大統領。同じ演説の中で「ロシアは、ソ連が崩壊したあとも最強の核保有国の一つだ。ロシアへの直接攻撃は、敗北と壊滅的な結果をもたらす」と述べ、核使用をちらつかせて米欧を強く牽制した。
かつて『筑紫哲也 NEWS23』という画期的な報道番組があった。同番組の編集長を務め、現在は「報道特集」キャスターの金平茂紀が、ジャーナリスト・青木理とともに日本のジャーナリズムの危機と課題について語り合った。新自由主義の烈風が渦巻く時代に抗うため、ジャーナリズムに今何ができるのか。
かつて『筑紫哲也 NEWS23』という画期的な報道番組があった。同番組の編集長を務め、現在は「報道特集」キャスターの金平茂紀が、ジャーナリスト・青木理ととも日本のジャーナリズムの危機と課題について語り合った連続企画の後編をお届けしよう。
ウクライナ情勢から日本は何を学ぶべきか? 安保法制の議論の時にも、抑止力を持つと戦争のリスクが高まると言う人がいたが、根本的に間違っている。過去の戦争データ実証から定量的に戦争リスクは低下する。
ガソリンなどエネルギー価格の上昇で、家計の負担が年間で2万円余り増えるという試算がまとまりました。ウクライナ情勢などを反映してエネルギー価格は上昇が続いていて、家計の負担はさらに大きくなるおそれもあります。
20代半ばから30代に訪れるとされる『クォーター・ライフ・クライシス』(以下QLC)。一人前の大人へと移…
ウクライナ情勢をめぐり、岸田総理大臣は27日、ロシアのプーチン大統領らの資産凍結を決定したほか、国際的な決済ネットワークからロシアの特定の銀行を締め出す措置に日本も加わることを明らかにしました。政府は、国際社会の結束を示すことが極めて重要だとして、アメリカやヨーロッパ各国などと協調し、厳しい姿勢で臨んでいく方針です。
インターネットの普及からもう四半世紀が経ち、私たちの身の回りはデジタル機器であふれている。そして、…
文在寅が自画自賛してきた韓国経済が足元から崩れ落ち始めている。これから失われた20年、30年に突入しかねない深刻な危機にいま直面しているのだ。その最新事情を徹底レポートする。
【難読漢字クイズ】「樵」って読めますか?「ある職業」を指す言葉ですがあなたは分かりますか?
米連邦準備制度理事会(FRB)による米金融政策の前倒しにくわえ、緊迫化するウクライナ情勢を背景に、世界中の株式市場が不安定な動きとなっている。そうした中で、高配当利回り銘柄に対する人気が高まっている。
日本軍が劣勢に立たされている原因を客観的に考察し、東條英機首相が唱える精神主義を暗に批判した新名丈夫記者。海軍報道班員として送り込まれたフィリピンで新名が見たのは、米軍の侵攻に立ち向かうべく次々と出撃していく特攻隊の若者たちの姿だった――。
日本軍が劣勢に立たされている原因を客観的に考察し、東條英機首相が唱える精神主義を暗に批判した新名丈夫記者。海軍報道班員として送り込まれたフィリピンで新名が見たのは、米軍の侵攻に立ち向かうべく次々と出撃していく特攻隊の若者たちの姿だった――。
「ウクライナ・ショック」は市場にも大きな影を落とし、原油価格は急騰する一方で、アジアや欧州の主要株価指数は軒並み大幅安。24日の東京株式市場では一時、600円以上値下がりして、およそ1年3か月ぶりに日経平均が2万6000円を下回った。その後買い戻しの動きを見せ、最終的には2万6476.50円で相場を終えたものの、今週もウクライナ情勢に左右される展開になりそうだ。このような先行き不透明な日本市場の中で、一体どんな日本株の銘柄に注目していればいいのだろうか。
円の実質実効為替レートが約50年ぶりの低水準に下落している。それが示唆するのは、わが国経済の実力が低下していることだ。通常、米ドルと円など二国間の通貨の交換レートを表す名目の為替レートと異なり、実効為替レートはある国の通貨が、他の複数の通貨に対してどれだけ変化しているかを示す。
米連邦準備理事会(FRB)が、3月にも利上げに踏み切ることを発表。世界的な大荒れ相場となっている。とりわけ成長株が大きく下落する中、どう対応すべきか、お悩みの人も多いだろう。47歳でFIREを達成した人気ブロガーで、著書『今日からFIRE! おけいどん式 40代でも遅くない退職準備&資産形成術』(宝島社)を出版した「おけいどん」こと桶井道さんが勧めるのは、高配当株への投資だ。「良株」「悪株」の見分け方から、具体的な期待銘柄まで、本記事で紹介する。
俳優で歌手の山下智久さん(36)が自身のインスタグラムを更新し、ファンの間で話題となっている。
ロシアは24日、ウクライナに対する軍事侵攻に踏み切り、ロシア軍とウクライナ軍の戦闘が続いています。ロシア、ウクライナ、アメリカ、そして日本などの28日(日本時間)の動きを随時更新してお伝えします。(日本とウクライナとは7時間、ロシアのモスクワとは6時間の時差があります)
金はなくてもファンは多い。それがJR四国の魅力である。営業キロ数は853km。これはJR東日本の10分の1程度…