先月、アメリカが感謝祭(サンクスギビング・デイ)を数日後に控え浮き足立つなか、インターネット上で公開され爆発的に拡散した動画があった。食品廃棄問題に取り組むヴィーガンのシェフ、マックス・ラ・マンナ氏が、「毎年感謝祭に欠かせないターキー(七面鳥)は、実はその35%が食べ残され、廃棄されています」と語り始め、世界の食品ロスの現状、食品の製造に消費されるエネルギーや水資源、更には廃棄食品が生成するメタンガスなどの環境への影響を語ったのち、「『たかが食べ残し』と思わず、今年の感謝祭には一回り小さいターキーを買うか、料理の品目を減らしてください。一人一人の小さな行動がこの国の食品ロス問題に大きな変化を…